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饗庭篁村 「木曾道中記」
...特にミルに尸祝したのである...
井上哲次郎 「「西周哲學著作集」序」
...又宋人(そうひと)彭乗(はうじやう)が作(さく)墨客揮犀(ぼくかくきさい)に鄂州(がくしう)の僧(そう)无夢(むむ)も尸(しかばね)を不埋(うづめず)...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...掘ってみると果して老婆の尸(しがい)があった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...その時網で老人と老婆の尸(しがい)を曳(ひ)きあげた者があった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...そこで岸へ這いあがっていると一つの尸(しがい)が流れてきた...
田中貢太郎 「西湖主」
...七郎の尸は三十日も野に棄てて...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「田七郎」
...「夫の尸は得られそうもありませぬ故...
中島敦 「妖氛録」
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久生十蘭 「地底獣国」
...食ふて寝ておきて又食ふといふ様な走尸行肉となるを愧づるものなれば...
正岡子規 「読書弁」
...かくて虎の尸(しかばね)もしくはその一部を提(たずさ)え諸方を巡遊すれば衆集まり来りてこれを見贈遺多く数日にして富足るとある...
南方熊楠 「十二支考」
...最初この児捕われた時一牝狼の尸(しかばね)とその子二疋とともに裁判庁へ将(も)ち来(きた)る...
南方熊楠 「十二支考」
...その尸をマンミーにして保存奉祀した...
南方熊楠 「十二支考」
...蛇となって児の尸(しかばね)を纏(まと)うた譚あり...
南方熊楠 「十二支考」
...因って尸(しかばね)を求めしむるに他の猴ども...
南方熊楠 「十二支考」
...僧伽婆(そうがば)尸沙罪(ししゃざい)たりという...
南方熊楠 「十二支考」
...詛ひ一たび取消ゆれば尸忽壞るを聞き...
南方熊楠 「詛言に就て」
...蓆に卷いたまゝの尸を轉がしこんだ...
横瀬夜雨 「天狗塚」
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