...仁川に於て縛に就ける旨報じ來り候...
石川啄木 「雲間寸觀」
...そんな人に就けるだけの價(ね)うちがあるか...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...どうして就けるものですか...
海野十三 「深夜の市長」
...仆るゝが如く座に就ける横笛...
高山樗牛 「瀧口入道」
...これでいよいよ帰国の途に就けるというんで...
谷譲次 「踊る地平線」
...「床(とこ)に就けるじゃろう...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...おのおの將に隨ひて衆軍隊に就ける時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 210されど其座に就ける時威容勝れき...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...まつたうな仕事に就ける自信もなくなつてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...號舍に就ける士子等の妄動を禁じ得べきものなり...
原勝郎 「貢院の春」
...好ましい役にも就けるだろう...
山本周五郎 「山彦乙女」
...役目に就けるかと存じます」と...
吉川英治 「新書太閤記」
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