...彼女は尤物のようなルックスを持っている...
...高級ブランド品にこだわる彼の趣味は尤物に出る...
...このお店のスイーツは尤物のような味わいで人気がある...
...彼は尤物に囲まれている生活を送っている...
...彼女は尤物的な魅力で多くの男性を惹きつけた...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...實に全廊の尤物(いうぶつ)を擢(ぬきん)でゝ陳列せり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...豈に上方種族の玉の如き尤物...
内藤湖南 「寧樂」
...尤物(ゆうぶつ)だ」有村が...
直木三十五 「南国太平記」
...「不思議なこともある」益満が、いつにない真面目な、腕組をして「この姉が、矢張り、牧の手にかかって、相果てた」「ふむ、矢張り、尤物であろうの...
直木三十五 「南国太平記」
...酒井左衛門尉の御寵愛を蒙(こうむ)った尤物(ゆうぶつ)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...酒井左衛門尉の御寵愛(ごちょうあい)を蒙(こうむ)った尤物(ゆうぶつ)が...
中里介山 「大菩薩峠」
...都にも稀れなる尤物(ゆうぶつ)であったそうな...
中里介山 「大菩薩峠」
...小吉と呼ばるゝ公園の尤物(まれもの)も根生ひは同じ此處の土成し...
樋口一葉 「たけくらべ」
...小吉(こきち)と呼(よ)ばるゝ公園(こうえん)の尤物(まれもの)も根生(ねを)ひは同(おな)じ此處(こゝ)の土成(つちなり)し...
樋口一葉 「たけくらべ」
...梅の花は天下の尤物(ゆうぶつ)だといわれます...
牧野富太郎 「植物記」
...粟津(あわづ)の夕立(ゆうだち)の歌などの如きは和歌の尤物(ゆうぶつ)にして俳句にもなり得べき意匠なり...
正岡子規 「俳諧大要」
...衆曰くかかる尤物(べっぴん)は五百人に愛さるるも奇とするに足らずと...
南方熊楠 「十二支考」
...尤物(ゆうぶつ)の頂上として求め愛した...
南方熊楠 「十二支考」
...かかる曠世(こうせい)の尤物(ゆうぶつ)を無窮に残し拝ますはアの筆のほかにその術なしとあって...
南方熊楠 「十二支考」
...呼寄せみると末恐ろしい尤物だつたから...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...本木の方が尤物(ゆうぶつ)中の尤物たること勿論(もちろん)なり...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...尤物(ゆうぶつ)中の尤物たること勿論(もちろん)なり...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
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