...Basic の組織をよく理解してゐる人が比較的尠いやうに思はれる...
高田力 「ベーシック英語」
...作に当気(あたりげ)のないものは尠い...
田山録弥 「解脱非解脱」
...衒気(てらひげ)のないものは尠い...
田山録弥 「解脱非解脱」
...内容を豊富にしようと心がける人は非常に尠い...
田山録弥 「解脱非解脱」
...殊に日本にはかういふ傾向の作品は尠いから...
田山録弥 「小説新論」
...その「脇荷」的輸入方法からまつたく無關係に勉學し得た場合の方がむしろ尠いかも知れぬ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それより數は尠いが...
エム・ケー・ガンヂー 福永渙訳 「受動的抵抗の理論と實行」
...船の大きな割りにボウト積載数の尠いことなど誰も気に留めなかった...
牧逸馬 「運命のSOS」
...そこらは城兵も尠いはず...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...未だ十分吾人の意を充たすに足るものが尠い...
松村任三 「大植物圖鑑」
...決して尠い仕事をした年ではありませんでした...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それだけ互を人間として尊重し評価し愛して同体となっているのは尠いけれども...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...トラックがどっさり徴発されてこちらにのこっているのは尠いので仕事は沢山あるそうです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...駿介が志村に反撥した時代、自分のからから動き出した原因、それらは極めて曖昧であり、現実に駿介のような存在は、尠いでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...軌道を利用するひとが尠い...
矢田津世子 「凍雲」
...眞に味得するの知己はまだ尠いかも知れぬが...
吉川英治 「折々の記」
...持つだけの素養を人格に心がけてゐる者は尠い...
吉川英治 「折々の記」
...でもこちらは地震の尠いところですし...
蘭郁二郎 「宇宙爆撃」
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