...(中略)其外治部少輔(ぢぶせういう)ガ息女ドモ多カリシガ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...治部少輔にも良い家来がいたものよと...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...分けても治部少輔は天下の政務を執りし者...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...夜(よ)更けて治部少輔殿のお邸へ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...石田治部少輔の目付の武士が主人に斯(か)くと知らせたので...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...石田治部少輔三成(いしだちぶしょうゆうみつなり)の故郷というところで異変にでくわした...
中里介山 「大菩薩峠」
...「御領主金森少輔殿多年の悪政は眼に余る仕儀で御座るぞ...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...加藤式部少輔明成は...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...叔父伊達兵部少輔宗勝(だてひやうぶせういうむねかつ)を中心としたイントリイグに陥いつて蟄居(ちつきよ)の身となつた...
森鴎外 「椙原品」
...伊達陸奥守(だてむつのかみ)の一族伊達兵部少輔(ひょうぶしょうゆう)...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...会議は殆んど一ノ関(伊達兵部少輔宗勝)さまの自由にされているらしい...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...六人の評定役も、兵部少輔宗勝も、その一瞬、呼吸をとめた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...兵部少輔宗勝...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「私は兵部少輔さまにおめにかかりたいと申し出てあります」と六郎兵衛は答えた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...つまり兵部少輔(ひょうぶしょうゆう)の力をかりて兵部少輔を抑える...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...大谷刑部少輔(しょうゆう)吉継の紋を打った幕が...
吉川英治 「大谷刑部」
...文亀三 癸亥 十月二十一日武専院一如仁義居士 平田将監永正三 丙寅年 七月十五日智専院貞実妙照大師 平田将監妻 新免氏娘政子天正八 庚辰年 四月二十八日真源院一如道仁居士 平田武仁少輔正家(年五十歳)光徳院覚月樹心大姉 平田武仁妻(四十八歳)(天正十二年申三月四日)他に新免備中守貞弘(しんめんびっちゅうのかみさだひろ)という人だの...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...兵部省付きの権少輔(ごんしょうゆう)に栄転し...
吉川英治 「松のや露八」
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