...少許の塩を加えると味が良くなる...
...料理に少許のカレー粉を加えると、香りが良くなる...
...少許の山葵をつけて食べると美味しい...
...切り干し大根を少許加えると、味がしみ込んで美味しい...
...少許の砂糖を加えると、苦みが和らいで美味しい...
...少許(すこしばかり)の田と家屋敷が殘つて居た丈けであつた...
石川啄木 「雲は天才である」
...少許(すこし)は貸付もあつた様だし...
石川啄木 「刑余の叔父」
...日比谷公園を出て少許(すこし)來ると...
石川啄木 「散文詩」
...生き甲斐のない顔色(かほ)が少許色ばんで...
石川啄木 「赤痢」
...ヂリ/\と少許(すこし)づつ少許づつ退歩(あとしざり)をする...
石川啄木 「葬列」
...身体さへ少許(すこし)捩向けて...
石川啄木 「葬列」
...』と信吾は少許(すこし)困つて...
石川啄木 「鳥影」
...も少許(すこし)で盆が来るといふ暑気(あつさ)盛りの...
石川啄木 「天鵞絨」
...目尻に少許(すこし)険しい皺があるけれど...
石川啄木 「天鵞絨」
...少許(すこし)は無理な事までして外見(みえ)を飾つたのであるが...
石川啄木 「天鵞絨」
...跡でお愛想に少許り世間話をして立去るような調子に去って終った...
伊藤左千夫 「浜菊」
...少許の遺篇断片とを伝うるのみにして...
高木敏雄 「比較神話学」
...少許(ちっと)腐爛氣味(くされぎみ)ぢゃわい...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...私は個人的に少許(すこし)の出金を気まぐれに続けたばかりで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...少許にして登口あり...
長塚節 「草津行」
...犯罪の中でも多少許し得るものもある...
野村胡堂 「最近の犯罪の傾向に就て」
...少許(すこし)のことを「じゃっかん」と言い...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...僅に項(うなじ)の皮少許(せうきよ)にて首と胴と連りゐたる故...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
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