...少許の塩を加えると味が良くなる...
...料理に少許のカレー粉を加えると、香りが良くなる...
...少許の山葵をつけて食べると美味しい...
...切り干し大根を少許加えると、味がしみ込んで美味しい...
...少許の砂糖を加えると、苦みが和らいで美味しい...
...少許(すこし)は貸付もあつた様だし...
石川啄木 「刑余の叔父」
...少許(すこしばかり)開いた唇からは...
石川啄木 「散文詩」
...松太郎は少許(すこし)狼狽(うろた)へて...
石川啄木 「赤痢」
...』と信吾は少許(すこし)困つて...
石川啄木 「鳥影」
...何か思出した様に少許(すこし)俯向(うつむ)いて黙つた...
石川啄木 「鳥影」
...辛(やつ)と少許(すこし)入口の扉を開けては...
石川啄木 「天鵞絨」
...少許(すこし)持つてつて貰ひてえ物が有るがな...
石川啄木 「天鵞絨」
...少許(すこし)は無理な事までして外見(みえ)を飾つたのであるが...
石川啄木 「天鵞絨」
...少許の遺篇断片とを伝うるのみにして...
高木敏雄 「比較神話学」
...少許の徴証を与う...
高木敏雄 「比較神話学」
...少許(ちっと)腐爛氣味(くされぎみ)ぢゃわい...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...私は個人的に少許(すこし)の出金を気まぐれに続けたばかりで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...少許にして登口あり...
長塚節 「草津行」
...犯罪の中でも多少許し得るものもある...
野村胡堂 「最近の犯罪の傾向に就て」
...少許(すこし)のことを「じゃっかん」と言い...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...鹽扱ふに必ず先づ左肩上に少許の鹽を撒過す(M. R. Cox,‘An Introduction to Folk-lore, 1895, p. 10)...
南方熊楠 「鹽に關する迷信」
...お久美さんが少許の間を置いて静かに話し出したまで...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...所々に少許(すこし)の磧礫(さいれき)を存するを以て...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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