...少許の塩を加えると味が良くなる...
...料理に少許のカレー粉を加えると、香りが良くなる...
...少許の山葵をつけて食べると美味しい...
...切り干し大根を少許加えると、味がしみ込んで美味しい...
...少許の砂糖を加えると、苦みが和らいで美味しい...
...我口に入りしは少許(すこしばかり)なるに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...渠は少許(すこし)気味の悪い様に呼んで見た...
石川啄木 「赤痢」
...それから少許(すこし)行くと...
石川啄木 「葬列」
...少許(すこし)調査物(しらべもの)があるからと云つて話好の伯母さんを避け...
石川啄木 「葬列」
...少許(すこし)……モ少し見たら私帰りますわ...
石川啄木 「鳥影」
...少許(すこし)持つてつて貰ひてえ物が有るがな...
石川啄木 「天鵞絨」
...『小遣銭があるがえ?』『少許(すこし)だばあるども...
石川啄木 「天鵞絨」
...『だら怎したゞよ? 俺ア此頃少許(すこし)急しくて四日許り来ねえでたのを...
石川啄木 「天鵞絨」
...『家の前から昨晩腕車で来た方へ少許行くと...
石川啄木 「天鵞絨」
...少許(すこし)は無理な事までして外見(みえ)を飾つたのであるが...
石川啄木 「天鵞絨」
...跡でお愛想に少許り世間話をして立去るような調子に去って終った...
伊藤左千夫 「浜菊」
...私は個人的に少許(すこし)の出金を気まぐれに続けたばかりで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...少許(すこし)のことを「じゃっかん」と言い...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...すると私は自分の懐中に少許りの小遣銭が残つて居るのを思出しました...
平出修 「逆徒」
...彼等が少許(すこしばかり)も動かされた樣子が無いのを見た時...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...少許知識(ちしき)が多(おほ)いといふばかり...
三島霜川 「虚弱」
...鹽扱ふに必ず先づ左肩上に少許の鹽を撒過す(M. R. Cox,‘An Introduction to Folk-lore, 1895, p. 10)...
南方熊楠 「鹽に關する迷信」
...お久美さんが少許の間を置いて静かに話し出したまで...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
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