...少許の塩を加えると味が良くなる...
...料理に少許のカレー粉を加えると、香りが良くなる...
...少許の山葵をつけて食べると美味しい...
...切り干し大根を少許加えると、味がしみ込んで美味しい...
...少許の砂糖を加えると、苦みが和らいで美味しい...
...我口に入りしは少許(すこしばかり)なるに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...生き甲斐のない顔色(かほ)が少許色ばんで...
石川啄木 「赤痢」
...渠は少許(すこし)気味の悪い様に呼んで見た...
石川啄木 「赤痢」
...貴女に少許(すこし)お願ひがありますがねえ...
石川啄木 「鳥影」
...『モ少許(すこし)真摯(まじめ)に考へて見ませう……若し那(あ)の際...
石川啄木 「鳥影」
...樺火は少許(すこし)頽(すた)れた...
石川啄木 「鳥影」
...少許(すこし)……モ少し見たら私帰りますわ...
石川啄木 「鳥影」
...少許(すこし)下向いた其顔は不愉快に堪へぬと言つた様に曇つた...
石川啄木 「鳥影」
...辛(やつ)と少許(すこし)入口の扉を開けては...
石川啄木 「天鵞絨」
...も少許(すこし)で盆が来るといふ暑気(あつさ)盛りの...
石川啄木 「天鵞絨」
...兎も角も少許(すこし)待つてみる事にして...
石川啄木 「天鵞絨」
...『家の前から昨晩腕車で来た方へ少許行くと...
石川啄木 「天鵞絨」
...少許の徴証を与う...
高木敏雄 「比較神話学」
...彼等が少許(すこしばかり)も動かされた樣子が無いのを見た時...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...僅に項(うなじ)の皮少許(せうきよ)にて首と胴と連りゐたる故...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...少許知識(ちしき)が多(おほ)いといふばかり...
三島霜川 「虚弱」
...鹽扱ふに必ず先づ左肩上に少許の鹽を撒過す(M. R. Cox,‘An Introduction to Folk-lore, 1895, p. 10)...
南方熊楠 「鹽に關する迷信」
...お久美さんが少許の間を置いて静かに話し出したまで...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
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