...少許の塩を加えると味が良くなる...
...料理に少許のカレー粉を加えると、香りが良くなる...
...少許の山葵をつけて食べると美味しい...
...切り干し大根を少許加えると、味がしみ込んで美味しい...
...少許の砂糖を加えると、苦みが和らいで美味しい...
...少許(すこしばかり)の田と家屋敷が殘つて居た丈けであつた...
石川啄木 「雲は天才である」
...『此頃は少許(すこし)生えかかつて來たやうだ...
石川啄木 「散文詩」
...渠は少許(すこし)気味の悪い様に呼んで見た...
石川啄木 「赤痢」
...身体さへ少許(すこし)捩向けて...
石川啄木 「葬列」
...身體さへ少許(すこし)捩向(ねぢむ)けて...
石川啄木 「葬列」
...何か思出した様に少許(すこし)俯向(うつむ)いて黙つた...
石川啄木 「鳥影」
...少許(すこし)……モ少し見たら私帰りますわ...
石川啄木 「鳥影」
...少許(すこし)開けた扉が...
石川啄木 「天鵞絨」
...目尻に少許(すこし)険しい皺があるけれど...
石川啄木 「天鵞絨」
...男は少許(すこし)狼狽(うろた)へた...
石川啄木 「天鵞絨」
...少許の間に十二年を過ごし...
高木敏雄 「比較神話学」
...私は個人的に少許(すこし)の出金を気まぐれに続けたばかりで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...兩伯に關する少許の智識を語らむとす...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...両伯に関する少許の智識を語らむとす...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...行くこと少許にして右方に聳ゆるもの...
長塚節 「草津行」
...我らは働きて少許の賃銀を得...
西村陽吉 「遥かなる憧憬」
...少許(すこし)のことを「じゃっかん」と言い...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...夢が覚めてから少許はただ爽やかな気持で居たが...
原民喜 「淡雪」
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