...少弐は単語として存在しますが、熟語ではありません...
...少弐の孫の噂(うわさ)を聞いて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...少弐家の姫君のことを大夫の監は聞きつけて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...惨酷(ざんこく)な海賊よりも少弐(しょうに)の遺族は大夫(たゆう)の監(げん)をもっと恐れていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...昔親の少弐が知っていた僧の残っているのを呼び寄せて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...少弐、大友、島津をはじめ鎮西の諸豪はみなもう駒をつないでいる風だった...
吉川英治 「私本太平記」
...きのうも筑紫(つくし)から少弐...
吉川英治 「私本太平記」
...そこへ少弐(しょうに)の太宰兵(だざいへい)三百名が加わったので...
吉川英治 「私本太平記」
...元々、九州九ヵ国の諸豪は相譲(あいゆず)らぬ対立を持(じ)していたし、またとくに、少弐、大友の二氏は、菊池党とはまったく違う時勢観と利害の上にも立っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...お手をかける日もあるにちがいない」少弐妙恵などは...
吉川英治 「私本太平記」
...少弐妙恵(みょうけい)の守る太宰府――宝満山のふもと有智山(うちやま)の城――は十重二十重(とえはたえ)にとりかこまれていたものだった...
吉川英治 「私本太平記」
...しかし、少弐妙恵は、よく防戦した...
吉川英治 「私本太平記」
...それに少弐頼尚(よりひさ)...
吉川英治 「私本太平記」
...少弐の隊にいた饗庭(あえば)ノ弾正(だんじょう)左衛門(さえもん)が...
吉川英治 「私本太平記」
...少弐の船にのっていた筑紫の船頭厚東(こうとう)の船を操作(そうさ)してきた周防船(すおうぶね)の船頭上杉伊豆守の「今度船(このたびぶね)」と称する舟軍――長門安武郡の椿(つばき)ヶ浦(うら)の老船頭など……みな...
吉川英治 「私本太平記」
...――綾小路(あやのこうじ)の官舎に陣していた少弐頼尚(しょうによりひさ)...
吉川英治 「私本太平記」
...同じく大宰少弐は職田四町とともに従五位の位田八町...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...少弐の年俸百石に対して大監は五十石ということになる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...少弐は六十石である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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