例文・使い方一覧でみる「少なくとも」の意味

...少なくとも人が彼をそう見ていることを知っていたから... 少なくとも人が彼をそう見ていることを知っていたからの読み方
有島武郎「星座」

...海王星の輪が一つの遊星に凝縮するには少なくとも一億二〇〇〇万年かかるというのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス　Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳「宇宙の始まり」

...少なくとも彼女にとって重大なことに直面していることだけはたしかであった...
大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子「恐怖の幻兵団員」

...少なくとも一時間は... 少なくとも一時間はの読み方
ソーロー　Henry David Thoreau 神吉三郎訳「森の生活――ウォールデン――」

...或いは少なくとも思想の態度そのものを意味するのである... 或いは少なくとも思想の態度そのものを意味するのであるの読み方
戸坂潤「現代哲学講話」

...少なくとも存在するものが存在することが空間なのである... 少なくとも存在するものが存在することが空間なのであるの読み方
戸坂潤「現代唯物論講話」

...少なくともそれは光を受くれば輝くのであった... 少なくともそれは光を受くれば輝くのであったの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...少なくともゲーテが避けていた金持ちの女からは... 少なくともゲーテが避けていた金持ちの女からはの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...彼らは辞去するのを聞き入れようとしなかった――少なくとも... 彼らは辞去するのを聞き入れようとしなかった――少なくともの読み方
アルジャナン・ブラックウッド森郁夫訳「秘密礼拜式」

...さっき私が彼女の姿をちらりと見たのがおそらく見おさめとなるだろう――少なくとも彼女の生きているうちに二度と見られぬだろう...
エドガー・アラン・ポー　Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳「アッシャー家の崩壊」

...これで少なくとも今度だけは己（おれ）の骨折りも無駄（むだ）じゃなかったぞ」次に私のやることは... これで少なくとも今度だけは己の骨折りも無駄じゃなかったぞ」次に私のやることはの読み方
エドガー・アラン・ポー　Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳「黒猫」

...「少なくとも、いい筋になるな... 「少なくとも、いい筋になるなの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「ギルレイ」

...少なくとも二人の男が全く無関心を装ってゲームをしている... 少なくとも二人の男が全く無関心を装ってゲームをしているの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「本命馬」

...浅瀬を渡る水蛇が少なくとも本邦の北部に産すと知り得たるは... 浅瀬を渡る水蛇が少なくとも本邦の北部に産すと知り得たるはの読み方
南方熊楠「十二支考」

...少なくともその進行の度を弱めるためには... 少なくともその進行の度を弱めるためにはの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...少なくとも日本に関するかぎりは... 少なくとも日本に関するかぎりはの読み方
柳田国男「海上の道」

...今は少なくとも実寄せという感じで使っているらしい... 今は少なくとも実寄せという感じで使っているらしいの読み方
柳田國男「食料名彙」

...少なくとも玄関の帳面には名を付けなけらばならない... 少なくとも玄関の帳面には名を付けなけらばならないの読み方
柳田国男「年中行事覚書」

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