...畢竟それだけだ』――これでは少しも桜の花を貶したことにはなりません...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...少しも氣取りげなく毫末も先輩を以て居るといふ風はない...
伊藤左千夫 「竹の里人 一」
...少しも拂ひが出來ないので...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...私は勿論のこと小宮山麗子だって少しも似ては居りませんのよ...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...落ちるところへ落ちたという感じを少しも与えないからである...
高見順 「如何なる星の下に」
...少しも変ってはいないのだ...
太宰治 「惜別」
...彼はそれにたいして少しも不安をいだかなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...しかし窓からは表は少しも見えなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...少しもこせつかないで...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...少しも判らないから口惜(くや)しいじゃないか」お滝はそう言って二子山(ふたごやま)のあたりを仰ぎました...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...「少しも存じませんよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そんな事は少しも知りません」お村の顔は急に引締りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少しも心配はありませんが...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...少しも象徴芸術の本質に触れていない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...その家のなかの様子は少しも見えなかったけれど...
堀辰雄 「三つの挿話」
...商主一人少しも色に迷わず...
南方熊楠 「十二支考」
...桃も長く持たせようとするには毎度お話申す通り少しも水気を入てはいけません...
村井弦斎 「食道楽」
...数珠玉ということであろうと思って少しも疑わなかった...
柳田国男 「海上の道」
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