...え? と聞き直すように小頸(こくび)をかしげて私のほうを見て...
太宰治 「風の便り」
...「今日いるか知らん?」電車を降りると柳沢は先に立って歩きながら小頸(こくび)を傾けて...
近松秋江 「うつり香」
...小頸(こくび)を傾けるようにして...
近松秋江 「狂乱」
...私は不審さに小頸を傾(かし)げながら...
近松秋江 「狂乱」
...小頸(こくび)を傾けてみた...
近松秋江 「霜凍る宵」
...「そうでしょうかなあ」私も小頸を傾けながら...
近松秋江 「霜凍る宵」
...私はちょっと思い出せないので小頸を傾けながら...
近松秋江 「霜凍る宵」
...そしたらもう三野村さんの方にいてしまう気どしたのどす」それでもまだ私は小頸を傾けて...
近松秋江 「霜凍る宵」
...そして自分で怪しむらしく小頸をかしげ/\終りの is を消しては書きした...
長與善郎 「青銅の基督」
...」と君香は小頸(こくび)をかしげた...
長與善郎 「青銅の基督」
...この分のは紙がわるくなっていると矢張りよそさんから苦情が出ております」と小頸を傾けた...
宮本百合子 「打あけ話」
...ちよつと小頸を傾ける...
三好達治 「測量船」
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