...この村(むら)は半農半漁(はんのうはんりよう)の小部落(しようぶらく)であるが...
今村明恒 「地震の話」
...今まで車で眺めて来たいくつかの小部落は...
梅崎春生 「幻化」
...山中に小部落を成し...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...田の中に挟まれた小部落のごときは道らしい道も通うて居らず...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...この小部落にさしかかるとともに...
壺井栄 「二十四の瞳」
...三の小部落が主で...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...此小部落を通つて和琴(わこと)半島へ這入つて行つた...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...ポロアンドマリと三つの小部落が...
本庄陸男 「石狩川」
...五十戸から成る小部落で...
牧野信一 「ゼーロン」
...西洋には小部落ごとに寺院...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...木曾にも恵那(えな)にも阿寺(あてら)という小部落はあり...
柳田國男 「地名の研究」
...越前で朶(えだ)などといっていた小部落を垣内と公称し...
柳田國男 「地名の研究」
...前沢の町に近い小部落の名であった...
柳田国男 「雪国の春」
...金剛山の上に近い小部落は古くからあったらしい...
吉川英治 「私本太平記」
...琵琶湖北岸の入江にある小部落から...
吉川英治 「新書太閤記」
...やっと辿(たど)りついた小部落の酒屋で一ぱいひっかけ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...水を繞(めぐ)らした小部落があった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それらの小部落は...
吉川英治 「平の将門」
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