例文・使い方一覧でみる「小褄」の意味


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...この人形は左の手にて小褄(こづま)を掻取(かいど)り...   この人形は左の手にて小褄を掻取りの読み方
泉鏡花 「活人形」

......   の読み方
井原西鶴 宮本百合子訳 「元禄時代小説第一巻「本朝二十不孝」ぬきほ(言文一致訳)」

...秋の野に出て七草みれば露で小褄はみなぬれる...   秋の野に出て七草みれば露で小褄はみなぬれるの読み方
竹久夢二 「砂がき」

...小褄(こづま)を取った...   小褄を取ったの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...そちらにも小褄(こづま)などをとった美しい女たちが笑い興じている声が...   そちらにも小褄などをとった美しい女たちが笑い興じている声がの読み方
近松秋江 「黒髪」

...角隠(つのかく)しに日傘を翳(かざ)した上(うわ)つ方(かた)の御女中はちょこちょこ走りの虚無僧下駄(こむそうげた)に小褄(こづま)を取った芸者と行交(ゆきちが)えば...   角隠しに日傘を翳した上つ方の御女中はちょこちょこ走りの虚無僧下駄に小褄を取った芸者と行交えばの読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

...洗(あら)ひ曝(ざら)しの單衣(ひとへ)を裾(すそ)は左(ひだり)の小褄(こづま)をとつて帶(おび)へ挾(はさ)んだ丈(だけ)で...   洗ひ曝しの單衣を裾は左の小褄をとつて帶へ挾んだ丈での読み方
長塚節 「土」

...小褄(こづま)をとって...   小褄をとっての読み方
野村胡堂 「十字架観音」

...お先へ」お銀は小褄をキリリとからげると...   お先へ」お銀は小褄をキリリとからげるとの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...小褄をキリリとあげた武家の娘のいさぎよさは實に清艶である...   小褄をキリリとあげた武家の娘のいさぎよさは實に清艶であるの読み方
長谷川時雨 「下町娘」

...話しながら行(ゆき)ませうとてお関は小褄(こづま)少し引あげて...   話しながら行ませうとてお関は小褄少し引あげての読み方
樋口一葉 「十三夜」

...話(はな)しながら行(ゆき)ませうとてお關(せき)は小褄(こづま)少(すこ)し引(ひき)あげて...   話しながら行ませうとてお關は小褄少し引あげての読み方
樋口一葉 「十三夜」

...話しながら行ませうとてお關は小褄少し引あげて...   話しながら行ませうとてお關は小褄少し引あげての読み方
樋口一葉 「十三夜」

...小褄をきりっと膝の間にかいこんだいいようすで...   小褄をきりっと膝の間にかいこんだいいようすでの読み方
久生十蘭 「生霊」

...――どうするつもりか?雪之丞、小褄も、ちらほらと、踏み乱して、軒下から軒下、露地から露地を、目の前を翔(かけ)りゆく、黒い影をひた慕いに慕う...   ――どうするつもりか?雪之丞、小褄も、ちらほらと、踏み乱して、軒下から軒下、露地から露地を、目の前を翔りゆく、黒い影をひた慕いに慕うの読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...小褄(こづま)をかかげて...   小褄をかかげての読み方
三上於菟吉 「雪之丞変化」

...しどけない帯の結びや小褄(こづま)の前を直し...   しどけない帯の結びや小褄の前を直しの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...わたしのことですか?」小褄(こづま)を下ろした襟掛(えりかけ)の婀娜女(あだもの)はどこまでも少し笑いを含んで...   わたしのことですか?」小褄を下ろした襟掛の婀娜女はどこまでも少し笑いを含んでの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「小褄」の読みかた

「小褄」の書き方・書き順

いろんなフォントで「小褄」


ランダム例文:
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