...はいばらへいつて小菊を五帖買ひ...
竹久夢二 「砂がき」
...小菊はそこに七年もいたが...
徳田秋声 「縮図」
...」小菊はその場を逃げた...
徳田秋声 「縮図」
...それだけに小菊に人情も出て来るのであった...
徳田秋声 「縮図」
...小菊たちにはちょっと扱い馴(な)れない人種も多かった...
徳田秋声 「縮図」
...つまり小菊に芸者屋を出さす相談であったが...
徳田秋声 「縮図」
...体は辛(つら)くとも気は楽だと小菊は思うのであった...
徳田秋声 「縮図」
...どこにでもある小菊二三枚...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...疊の上に亂れ散る小菊...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小言を言いながらも小菊に書いた蚯蚓(みみず)流の調べ書を読むと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...またこの小菊がのっている」「誰かに相談しましたか」「いや...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...女持ちの可愛らしい品だが中には大変なものが入っているはずだ」「ヘエ――」畳の上に落ちていた赤い羅紗(ラシャ)の紙入を開けると、小菊が二三枚と、粉白粉(こなおしろい)と、万能膏(ばんのうこう)の貝と、小判形の赤い呉絽(ごろ)の布と――その布の裏には、ベットリ膏薬が付いているではありませんか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――紙は小菊、筆も墨も惡くない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小菊に包んだ小さい品物でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小菊に書いた女文字を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのまま小菊の上へ写りそうでならない...
野村胡堂 「百唇の譜」
...阿關(おせき)は紙入(かみい)れより紙幣(しへい)いくらか取出(とりいだ)して小菊(こぎく)の紙(かみ)にしほらしく包(つゝ)みて...
樋口一葉 「十三夜」
...小菊が床(とこ)に挿してある...
與謝野晶子 「帰つてから」
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