...この部屋を小綺麗にしてください...
...彼女はいつも服装やメイクが小綺麗だ...
...小綺麗な手で食事をしてほしい...
...家に来客があると、母は必ず小綺麗に掃除する...
...晴れた日の散歩は、小綺麗な公園がおすすめです...
...そこもまたふだんよりも小綺麗(こぎれい)だった...
芥川竜之介 「歯車」
...普通の家のような大きな窓のついた、あるいは一面にガラス戸のはまった、風通しのよさそうな、暖かそうな、小綺麗な建物が、ほとんど四季を通じて草花や何かの花に囲まれて立っている...
大杉栄 「続獄中記」
...いくぶん小綺麗にはなっていたが...
太宰治 「服装に就いて」
...ああして小綺麗なメリンス友禅の掛蒲団の置炬燵にあたりながら絽刺しをしていた容姿(すがた)が...
近松秋江 「霜凍る宵」
...うろ/\徘徊(はいくわい)してゐる人相(にんさう)の悪い車夫(しやふ)が一寸(ちよつと)風采(みなり)の小綺麗(こぎれい)な通行人の後(あと)に煩(うるさ)く付き纏(まと)つて乗車を勧(すゝ)めてゐる...
永井荷風 「すみだ川」
...そこはどこまでも日本式(にほんしき)な小綺麗(こぎれい)さ...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...妙に小綺麗に片付いた寮の奥座敷...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お神さんに心当りはなかったのかい」女世帯らしく小綺麗に片付いた家の中を見廻すともなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...門の中に小綺麗なしもたやがあつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小綺麗に整頓されて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...身なりも小綺麗、顏容も、業平習之進の父親らしく、弱々しくはあるが、なか/\立派です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...町の或る小綺麗な喫茶店に入つた...
萩原朔太郎 「宿命」
...金屏風(びょうぶ)の金だから小綺麗な仕事をしなけりゃ駄目だよ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...小綺麗に飾り換へられた室を見るよりも昔の儘の懷(なつか)しい卓子(テエブル)や椅子や寢臺を眺めた方が...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...小綺麗な女中をつかって四谷の左門町に二階を借りていた...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...」「その間にや一軒小綺麗な家を建てませうわい...
正宗白鳥 「避病院」
...藤棚のある小綺麗な...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...小綺麗な家台の定見世...
山本笑月 「明治世相百話」
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