...よろけた松に小綱を控え...
泉鏡花 「悪獣篇」
...「小綱(こつな)は...
吉川英治 「日本名婦伝」
...その小綱は、漆間蔵六の子息であった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...彼の主人山名時氏も、戦死であろうと、思っていたところ、その後、やはり楠木氏の捕虜になったが、逃げ帰って来たという者のはなしによると、「小綱は、敵方の東条に生きている...
吉川英治 「日本名婦伝」
...小綱の兄や従兄弟たちも...
吉川英治 「日本名婦伝」
...小綱の首を切って来て...
吉川英治 「日本名婦伝」
...小綱に考えがあってのことなら...
吉川英治 「日本名婦伝」
...出てゆく折、末子の朝成(ともしげ)が、眼をさまして、母の姿を追いかけたので、「小綱、和子(わこ)を見ていて賜(た)も」傅役(もりやく)の小冠者(こかんじゃ)にあずけて行った...
吉川英治 「日本名婦伝」
...そして小綱と、きょうも竹山(たけやま)へ攀(よ)じて、遊びましょう...
吉川英治 「日本名婦伝」
...小綱の面(おもて)はむしろ憎いほど落着いていた...
吉川英治 「日本名婦伝」
...小綱は身を起して...
吉川英治 「日本名婦伝」
...この父や一族どもの、御主人を裏切って、おのれ、二君にまみえる気でか」「いえ、父上」小綱は、遮(さえぎ)って云った...
吉川英治 「日本名婦伝」
...そしていきなり小綱の手を固く握りしめ...
吉川英治 「日本名婦伝」
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