...サッカーの試合は小競合があって面白い...
...彼らの間では小競合が続いているようだ...
...小競合ながら、彼女たちの競争は激しい...
...小競合かつ熱心なトークバトルが展開された...
...それは小競合に過ぎず、大したことはなかった...
...ちょいと軽い小競合(こぜりあい)があったあとで...
泉鏡花 「怨霊借用」
...二葉亭を中心としての一家の小競合(こぜりあ)いは絶間(たえま)がなくてバンコと苦情を聴かされた...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...彼等は小競合にはすこぶる大胆ですぐにけりをつけてしまうけれども...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...どうせ死ぬのならば死を以て対抗する」「地主側を擁護する暴力団と争議団の衝突――××日朝争議団は決議文を携え地主の家へ押しかけんとして路上警官と小競合を演じそのとき何者か警鐘を乱打したので消防組が出動しあわや一騒動起らんとしたが――...
戸田豊子 「歩む」
...彼はただ少しの小競合(ぜりあ)いを期待してるばかりであって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...つぎに出会うとすぐに激しい小競合(こぜりあ)いをやった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その他は単なる小競合(こぜりあい)にすぎなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...けれどもそれは小競合(こぜりあい)の競争であって小兵(こもの)の戦争であって...
新渡戸稲造 「今世風の教育」
...」それから暫くは小競合ひが続いてゐたが...
原民喜 「おふくろ」
...市川辺に小競合(こぜりあい)がありました...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...あちこちに素見客の惡口をつき合ふ小競合や...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...その談判の最中に小競合(こぜりあい)が起った時には...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...サン・トメールの近くの小競合(こぜりあい)に出かけてゆかれた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...小競合ひぐらゐはしなければなるまいとは思つてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...小競合(こぜりあ)いに至っては...
吉川英治 「上杉謙信」
...さまざまの小競合いが起った...
和辻哲郎 「鎖国」
...この小競合が後の大仕掛けな争闘の種子なのである...
和辻哲郎 「鎖国」
...絶え間なき小競合いによってひどく疲弊していた...
和辻哲郎 「鎖国」
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