...あの小童(こわつぱ)物の用に立つべきか...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...小童(こわつぱ)の絹の紐もて飾りて牽(ひ)き往きしに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...小童(こども)のかきたるやうのいろは文字にて「ほふそふあるむらかたのものはこれよりいれず」としるせり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...小童(こども)大勢雪の堂に(いきんだうと云)遊(あそ)び...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...子供は皮肉な小童(こわつぱ)だと見えて...
薄田泣菫 「茶話」
...十人の草刈りの小童(こわらわ)が...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...小童の凧(たこ)の彩色より...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...そしてこの十歳の小童は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この小童(こわっぱ)にしてやられたのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...その小童(こわっぱ)をさがしだし...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...これも支那(しな)風の小童に仕立ててあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...翌朝は姉弟二人の小童を案内に連れて...
柳田国男 「雪国の春」
...その日傘をさし懸けた小童とその主人と...
吉川英治 「上杉謙信」
...もんぺを穿(は)いたひとりの小童(こわっぱ)がいきなり山刀を抜きそうにしてくるので...
吉川英治 「江戸三国志」
...なかなか不敵な小童(こわっぱ)だ...
吉川英治 「江戸三国志」
...二「小童(こわっぱ)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...この小童(こども)に問われるつもりか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「小童(こわっぱ)めが!」勇気というよりはもう無自覚の忘恐がなす仕業(しわざ)である...
吉川英治 「宮本武蔵」
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