...(小童(こわっぱ)め...
海野十三 「地中魔」
...小童(こども)のかきたるやうのいろは文字にて「ほふそふあるむらかたのものはこれよりいれず」としるせり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...子供は皮肉な小童(こわつぱ)だと見えて...
薄田泣菫 「茶話」
...十人の草刈りの小童(こわらわ)が...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...いわば小童が、みずからまねいた自業自得というべきところなのじゃ...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...そしてこの十歳の小童は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...小童ともろともに...
中里介山 「大菩薩峠」
...さいぜんの小童(こわっぱ)の強かったことの評判です...
中里介山 「大菩薩峠」
...たかの知れた小童(こわっぱ)...
中里介山 「大菩薩峠」
...その小童(こわっぱ)をさがしだし...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...爾時(そのとき)小童小船一艘を漕ぎ来り冠者に乗れという...
南方熊楠 「十二支考」
...嘗て飛騨の山中に独りぼつちを悦んで居た小童の心は再び吾に帰つたのであつた...
村山槐多 「悪魔の舌」
...この小童(こわっぱ)の風采を...
吉川英治 「江戸三国志」
...下谷の方へ駈け去った小童は...
吉川英治 「江戸三国志」
...小童(こわっぱ)」と...
吉川英治 「三国志」
...蛾次郎という小童(しょうどう)についてよく考えてみると...
吉川英治 「神州天馬侠」
...元服前の小童は、それを呼ぶのに、女子のように、名の頭字(かしらじ)に「お」をつけて、市松を於市(おいち)とか、虎之助を略して於虎という風によぶのは、その頃の慣(なら)わしだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...「小童(こわっぱ)めが!」勇気というよりはもう無自覚の忘恐がなす仕業(しわざ)である...
吉川英治 「宮本武蔵」
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