例文・使い方一覧でみる「小癪」の意味


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...ぼくには小癪に障ってならず...   ぼくには小癪に障ってならずの読み方
田中英光 「さようなら」

...余り小癪(こしやく)に触るつて言ふんで...   余り小癪に触るつて言ふんでの読み方
田山花袋 「重右衛門の最後」

...我に尋常の勝負を望むとは殊勝(しゅしょう)に似て小癪(こしゃく)である...   我に尋常の勝負を望むとは殊勝に似て小癪であるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...「坊主、お喋り坊主、中で押えてるな、小癪な奴だ、しっかりと押えてあかないようにしているな、よし覚えていろ、今、あくようにしてあけて見せるからな」神尾主膳はこう言って、暫く暴力を中止しましたから、中でお銀様は、それ見ろと言わぬばかりの心持です...   「坊主、お喋り坊主、中で押えてるな、小癪な奴だ、しっかりと押えてあかないようにしているな、よし覚えていろ、今、あくようにしてあけて見せるからな」神尾主膳はこう言って、暫く暴力を中止しましたから、中でお銀様は、それ見ろと言わぬばかりの心持ですの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...小癪(こしゃく)にさわるような気分に迫られたけれど...   小癪にさわるような気分に迫られたけれどの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...地にわめく人の叫びを小癪(こしゃく)なりとて空一面に鳴り渡る...   地にわめく人の叫びを小癪なりとて空一面に鳴り渡るの読み方
夏目漱石 「幻影の盾」

...小癪(こしゃく)と云おうか...   小癪と云おうかの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...ツイ小癪(こしやく)にさはつたものでせう...   ツイ小癪にさはつたものでせうの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...その寛容に對して小癪に感じ...   その寛容に對して小癪に感じの読み方
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」

...自分の位置であるべきもののような問方(といかた)をするのが小癪(こしゃく)にさわった...   自分の位置であるべきもののような問方をするのが小癪にさわったの読み方
長谷川時雨 「明治座今昔」

...「小癪なツ!」貴族軍は矢庭に向きを変へて...   「小癪なツ!」貴族軍は矢庭に向きを変へての読み方
牧野信一 「船の中の鼠」

...其中で最も小癪に障る一二の文句「報国の赤誠より出たる献身的大努力の結晶」だとサー...   其中で最も小癪に障る一二の文句「報国の赤誠より出たる献身的大努力の結晶」だとサーの読み方
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」

...貴様の中に牛乳が何合入ってりゃあそんなに威張るんだ」「何を小癪な」「何を生意気な」とうとう取っ組み合って...   貴様の中に牛乳が何合入ってりゃあそんなに威張るんだ」「何を小癪な」「何を生意気な」とうとう取っ組み合っての読み方
夢野久作 「キャラメルと飴玉」

...小癪(こしゃく)な弟は...   小癪な弟はの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...「小癪(こしゃく)な若者め」半助の足軽三人が...   「小癪な若者め」半助の足軽三人がの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...「小癪(こしゃく)な」とばかり癇癪(かんしゃく)に駆られ...   「小癪な」とばかり癇癪に駆られの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...小癪(こしゃく)をいうなどと...   小癪をいうなどとの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...小癪(こしゃく)な不敵さに...   小癪な不敵さにの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「小癪」の読みかた

「小癪」の書き方・書き順

いろんなフォントで「小癪」

「小癪」の英語の意味


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