...「小父様」と呼んでください...
...外で「小父様」と出会ったら、礼儀正しく挨拶します...
...あの店のオーナーは、まるで小父様のように接客してくれます...
...「小父様」という映画を見たことがありますか? ...
...最近、小父様の薦めで読んだ小説が面白かったです...
...小父さん拵へてくれない?』と一人がいつた...
阿部徳蔵 「美術曲芸しん粉細工」
...二小父者(おじご)は外套の袖をふらふらと...
泉鏡花 「歌行燈」
...眼から火が出るところだった」「その火で見とどけようという寸法だったのかね」「小父さん...
海野十三 「恐竜島」
...父の親友の小父様に...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...そして小父さんに連れて行ってお戴き...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...どんな小父さんか知れたものじゃないと思ったが...
近松秋江 「狂乱」
...「この小父さんは...
富田常雄 「刺青」
...小父(おじ)さん夫婦のところにひきとられてるのです...
豊島与志雄 「山の別荘の少年」
...印度の小父さんの所にいるのよ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...それからミチャイ小父(おじ)...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...さも小父のようにも物をいいおりながら...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...然し君は……小父さんがあんなに云ふものをねえ……だけど本当は仕度も何も要りはしないんだから一緒に発つといいんだがなあ」「だつてえ……お父うが明日コロば売つて金ば持たせてやるからつて……」「一人娘を東京くんだりまで嫁〔縁カ〕づかせるのに仕度金も持たせねえぢや...
三好十郎 「おスミの持参金」
...私ときどきそう思う、小父さん、どうして私のホントのお父さんになってくれなかったの?金吾 そんな事お言いやしても...
三好十郎 「樹氷」
...小父さんだち?甲 わし等ぁ報恩講の総代だってんで...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...たぶんあの手頸を斬られた小川の小父さんにかなり世話になったものと見えて怪我の見舞いもよこすし...
柳田国男 「故郷七十年」
...原の嘉助(かすけ)小父(おじ)も...
吉川英治 「江戸三国志」
...知らない小父(おじ)さんばかりいるこの本陣の中では...
吉川英治 「新書太閤記」
...「今? ふム……」「たッた今――小父さんたちがここへ来てから」「そうではあるまい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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