...「小父様」と呼んでください...
...外で「小父様」と出会ったら、礼儀正しく挨拶します...
...あの店のオーナーは、まるで小父様のように接客してくれます...
...「小父様」という映画を見たことがありますか? ...
...最近、小父様の薦めで読んだ小説が面白かったです...
...そして小父さんに連れて行ってお戴き...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...小父(おじ)が長い胡麻塩(ごましお)の顎鬚(あごひげ)を仕扱(しご)きながら従姉(いとこ)に話して聞かせた...
徳田秋声 「足迹」
...小父がよくわかってくれたのを見てとった...
ロマン・ローラン 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私のことを小父ちゃん小父ちゃんって云うんです...
豊島与志雄 「林檎」
...またエリゼー小父(おじ)というあのよろめきつつゆく善良な老病者を(訳者注 ナポレオンとルイ十八世)...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」と小父さんがふつくさいひました...
新美南吉 「かぶと虫」
...田甫の狐は畑の中に胡座(あぐら)をかいて河童の小父(をぢ)と小酒盛してた...
野口雨情 「十五夜お月さん」
...突然隣りの小父さんはへらへらと小声で笑ふのだ...
原民喜 「父が生んだ赤ん坊」
...なあ皆たしかにこの小父さんだったなあ」「そうともよ...
正岡容 「寄席」
...おやじは小父さんの木魚の音がするとムカムカとガマンができなくなるんだあんだけほかのことでは静かな人間がどうしてあんなに気ちがいじみてしまうんだろ?」「ホントにそうよ内のお父さんだって...
三好十郎 「詩劇 水仙と木魚」
...六平太の小父きにソツクリぢや...
三好十郎 「妻恋行」
...明日はまた小父さんの畑の加勢すっだよ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...小父さん」「おいおいよせよ坊や」侍はにこにこ笑った...
山本周五郎 「風流太平記」
...呆(あき)れた小父さんだなあ...
吉川英治 「新書太閤記」
...「よい小父(おじ)様のいらっしゃる処へ――」「嫌...
吉川英治 「新書太閤記」
...「小父さん、巧くいったら、小父さんちの台所へ、雪梨(なし)を一籠タダで届けるぜ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...おヒゲの小父ちゃんを見かけると...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そんなことを心配するにゃ当らないよ」「でも小父さん...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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