...煮物を作るときは、とりあえず小火で加熱してから中火に上げていく...
...この調味料は火を通しすぎると味が変わるので、小火で加えるのがコツ...
...鍋が軽い場合は、小火で煮込むとこぼれにくくなる...
...小火でじっくり煮込んだシチューは、断然おいしい...
...フライパンに少量の油を入れ、小火でじっくり炒めれば、パプリカの甘みが引き出される...
...小火(ぼや)ぐらいには吃驚(びっくり)したろう...
泉鏡花 「婦系図」
...跡(あと)には高(たか)さ僅(わづか)に八百十六米(はつぴやくじゆうろくめーとる)の小火山島(しようかざんとう)を殘(のこ)したのみである...
今村明恒 「火山の話」
...又(また)實際(じつさい)に小火(ぼや)を起(おこ)してゐたならば...
今村明恒 「地震の話」
...小火(ぼや)の中(うち)にこれを押(おさ)へ付(つ)けることが出來(でき)ずして大事(だいじ)に至(いた)らしめることが多(おほ)い...
今村明恒 「地震の話」
...そして去年の春さきに小火(ぼや)が一度...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...いかに常時の小火災に対する消防設備が完成していてもなんの役にも立つはずはない...
寺田寅彦 「函館の大火について」
...私(あっし)の留守のまに小火(ぼや)でも出たんですか」「何(なあ)に...
徳田秋声 「あらくれ」
...アルミニウムの粉間にとぶ微小火花の顕微鏡写真も撮った...
中谷宇吉郎 「写真と暮した三十年」
...小火(ぼや)か何かあったそうだね...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大黒屋の小火(ぼや)はそれだよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とても小火までは手がまわりませんや」「江戸の御用聞はおっとりしているというが...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...鉄砲磨(みがき)組支配田付四郎兵衛景利とともに大小火砲...
久生十蘭 「ひどい煙」
...小火(ぼや)ぐらいのことで...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...小火鉢をかかえていた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...漠然たる瞬間的の光(a)閃光(b)雨の降り注ぐ如き光(c)細い光の帯一定の形を有し且つ動く光体(d)火球(e)火柱(f)火の棒(g)ラッパ状の光輝ける焔及び輻射(h)火焔(i)小火焔(j)スパーク(k)光る気空中及び雲の燐光(l)拡がった空の光(m)光る雲ついでガリーは十三種の光と地震との時間的関係を調べて...
武者金吉 「地震なまず」
...(四)地中から現れる小火焔もあり...
武者金吉 「地震なまず」
...私は炭団(たどん)の活けてある小火鉢を挟(はさ)んで...
森鴎外 「二人の友」
...そこの小火鉢にゆったりとしている人間の風体(ふうてい)...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??