...読んでいても如何にも小気味よい態度であるが...
井上良夫 「J・D・カーの密室犯罪の研究」
...小気味よい散乱がつづき...
上田広 「指導物語」
...にがすものか」小気味よい追撃で...
海野十三 「火星兵団」
...イヤ三十秒で充分です」明智の小気味よい竹箆(しっぺい)返しだ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...小気味よいでき事として喧伝され...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...彼にはちょっと小気味よいものだと思えた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...何かしら小気味よい笑いのように聞えた...
豊島与志雄 「道化役」
...見るも小気味よい一点の冷笑が浮びました...
中里介山 「大菩薩峠」
...余所(よそ)の見る眼も小気味よい...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...実に小気味よいほど簡単だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...反つて小気味よい快感を感じた...
牧野信一 「失題」
...それは見る目も小気味よい飲み振りだった...
吉川英治 「私本太平記」
...小気味よい気がしたが...
吉川英治 「親鸞」
...そして明るい瞳(め)と小気味よい鼻は静観の美であり...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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