...小木が南の船着場になつて居ります...
江南文三 「相川おけさ」
...殿がかあいけりや乘るかごまでも濱に据ゑおく船までもこれは小木の歌でせう...
江南文三 「相川おけさ」
...小木の古いおけさ...
江南文三 「佐渡が島を出て」
...今の小木の節で相川のと特にちがつた特長のあるのは次のやうなのです...
江南文三 「佐渡が島を出て」
...大木盡きて小木となれば...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...小木曾女の歌一いまはた殘(のこ)るおもかげの夢(ゆめ)とはなしにささやくは...
薄田淳介 「白羊宮」
...涙(なみだ)ぐむ小木(をぎ)の翡翠(かはそび)...
薄田淳介 「白羊宮」
...小木曾女(をぎそめ)...
薄田淳介 「白羊宮」
...けれども、小木までには、またバスで、三時間ちかくかかるらしい...
太宰治 「佐渡」
...この路は、たまに樵夫(きこり)が通る位のものですが、南岸の路は、新道で、ところに由つては、草に全く埋れたところもあるさうですけれども、山奥の小木、三倉等といふ方に通ずるところは、その荒廃を免れてゐるといふことです...
田山録弥 「玉野川の渓谷」
...あの通り六寸に切った塔婆形の小木片に向って...
中里介山 「大菩薩峠」
...小木の港へ辿りついたのは黄昏近くであつた...
長塚節 「佐渡が島」
...相手は更に「アレは小木の桶屋だ相ですねと狂女をさしていつた...
長塚節 「佐渡が島」
...右のような小木のクリを南京栗(ナンキングリ)というと伊藤伊兵衛(いへい)の『地錦抄付録(ちきんしょうふろく)』に出ている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...普通に見るものは小木が多くて春に一番早く花が咲く...
牧野富太郎 「植物記」
...小木魚が叩きたいよ...
正岡容 「小説 圓朝」
...佐州の小木(おぎ)と...
柳宗悦 「思い出す職人」
...紀伊西牟婁(にしむろ)郡江住(えずみ)村大字江住浦佐渡佐渡郡小木(おぎ)町大字江積壱岐(いき)壱岐郡香椎(かしい)村字江角右三ヶ所の地形が果して自分の想像するごとく...
柳田國男 「地名の研究」
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