...小旗を振って応援する...
...学校の小旗を掲げる...
...スポーツ団体の小旗を作る...
...旅行者が小旗を手に観光する...
...船舶の小旗信号を解読する...
...その小旗が風に靡(なび)いて拡がれば拡がったまま...
有島武郎 「星座」
...鋳物にも文字を記した小旗が立ててあった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...同(おな)じ表(しるし)の小旗(こはた)を立(た)てた俥(くるま)に乘揃(のりそろ)つて...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...軒から軒へ筋交(すじか)ひに張りわたされた小旗の下を駆けまはり...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...提灯と小旗の下を過ぎて行つた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...はた見知らざる人々をも忘れて東明(しののめ)の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如くはたなびく小旗の如く涕かんかな或(ある)はまた別れの言葉の...
中原中也 「在りし日の歌」
...いろ/\の小旗をなびかせて居りますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さうしてパノラマ館の塔の上にはぺんぺんとする小旗を掲げ圓頂塔(どうむ)や煙突の屋根をこえてさうめいに晴れた青空をみた...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...その他三角形の小旗...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...『松屋筆記』六五に『二十二史箚記(さっき)』三十巻、元の順帝の至正十一年、〈韓山の童倡(とな)えて言う、天下大いに乱れ、弥勒仏下生すと、江淮(こうわい)の愚民多くこれを信ず、果して寇賊蜂起し、ついに国亡ぶるに至る、しかるにこの謡は至正中より起るにあらざるなり、順帝の至元三年、汝寧(じょねい)より獲るところの捧胡を献ず、弥勒仏小旗、紫金印の量天尺あり、而して泰定帝の時、また先に息州の民趙丑斯(ちょうちゅうし)、郭菩薩等あり、謡言を倡え、弥勒仏まさに天下を有(も)つべしという、有司以て聞す、河南行省に命じてこれを鞫治(きくち)せしむ、これ弥勒仏の謡すでに久しく民間に播(ま)くなり、けだし乱の初めて起る、その根株を抜かず、ついに蔓延して救うべからざるに至る、皆法令緩弛の致すところなり云々〉...
南方熊楠 「十二支考」
...達だけで小旗をもった写真をとりました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...緑の小旗は、日光にきらめき、風にゆれ、何と強靭に美しく、はためいているでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...御倹約でしょう?「紙の小旗」をかくさわぎのとき入れたぎり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...中央の太き柱は薬玉(くすだま)および小旗を以(も)って飾られ...
村井弦斎 「食道楽」
...中には噴出しの井戸もあって御休処の小旗...
山本笑月 「明治世相百話」
...左岸の深い芦波(あしなみ)のうちから、とつぜん、小旗を立てた三、四隻の速舟(はやぶね)が、こなたの淀川舟をめがけて漕ぎ進んで来た...
吉川英治 「私本太平記」
...携(たずさ)えて参った自分の小旗を...
吉川英治 「新書太閤記」
...お使番の小旗を立てた軽舸(はやぶね)が...
吉川英治 「新書太閤記」
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