......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...俺は次第に小敵の前に喧嘩腰になる衝動を感じなくなつて來た...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...私に取っちゃ小敵(しょうてき)だった...
泉鏡花 「歌行燈」
...だが、そう決めるなら、小敵の処理に、あまりに多くの時間と精力を浪費することは、無益以上の悪結果を招く...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...小敵(しょうてき)と見て侮(あなど)ることなかれ...
田中貢太郎 「竈の中の顔」
...小敵は大敵の擒(とりこ)となり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...貴方(あなた)の恋のゲームでお鶴のような小敵に負けたのは...
野村胡堂 「判官三郎の正体」
...小敵に身構へるに...
牧野信一 「晩春の健康」
...但馬に散在する小敵の一掃は約一ヵ月で終った...
吉川英治 「黒田如水」
...小敵といえど」「あなどらず...
吉川英治 「私本太平記」
...小敵ヲ蔑(サゲス)ミ...
吉川英治 「新書太閤記」
...途上の小敵は、風(ふう)を望んで降(くだ)って来た...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索