...上から三つ目の小抽斗(こひきだし)の...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...小抽斗(こひきだし)の左の端ということ丈は分った...
江戸川乱歩 「接吻」
...正面の箪笥の上の一番左の小抽斗...
江戸川乱歩 「接吻」
...上の左の端の小抽斗さ」「アラ...
江戸川乱歩 「接吻」
...みのるの用箪笥の小抽斗(こひきだし)には油に染(そ)んだ緋絞りのてがらの切れが幾つも溜つてゐた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...どこかそこらの箪笥(たんす)の小抽斗(こひきだし)にそれを隠してしまった...
近松秋江 「狂乱」
...その右の小さい方の小抽斗(こひきだし)」「これか」「水でよく創(きず)を洗ってやりましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...そうして小抽斗(こひきだし)から幾つかの小判の包みを取り出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...用箪笥の小抽斗の鍵が一つと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...用箪笥の小抽斗の鍵が一つと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...用箪箭の小抽斗(こひきだし)の鍵と...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...行燈台の小抽斗(こひきだし)にいれた...
室生犀星 「蛾」
...惶(あわ)てて行燈の小抽斗を開けてみると...
室生犀星 「蛾」
...足の踏み場もなく散らかっている小抽斗(こひきだし)や反古(ほご)などを片づけ始めた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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