例文・使い方一覧でみる「小房」の意味


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...歸りて僧の小房に入りしとき纔(わづか)に生き返りたるやうなりき...   歸りて僧の小房に入りしとき纔に生き返りたるやうなりきの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...この小房の窓には黄金色なる柑子(かうじ)のいと美しきありて...   この小房の窓には黄金色なる柑子のいと美しきありての読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...梳(けず)つた羊毛は先づ長い小房に分けられる...   梳つた羊毛は先づ長い小房に分けられるの読み方
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」

...この小房の縁に踞(きょ)して前栽に対する時は誰でも一種特異の気分が湧く...   この小房の縁に踞して前栽に対する時は誰でも一種特異の気分が湧くの読み方
内田魯庵 「淡島椿岳」

...ここには小房(しょうぼう)が...   ここには小房がの読み方
海野十三 「のろのろ砲弾の驚異」

...青い簾(すだれ)を垂れた小房(こざしき)があった...   青い簾を垂れた小房があったの読み方
田中貢太郎 「碧玉の環飾」

...廻廊に面して小房がずらりと並んでいる...   廻廊に面して小房がずらりと並んでいるの読み方
豊島与志雄 「北支点描」

...二階から上のそれらの小房が遊女たちの室である...   二階から上のそれらの小房が遊女たちの室であるの読み方
豊島与志雄 「北支点描」

...選ばれた女は客を小房に案内して...   選ばれた女は客を小房に案内しての読み方
豊島与志雄 「北支点描」

...この小房の一つで雑役をしている前記の女が...   この小房の一つで雑役をしている前記の女がの読み方
豊島与志雄 「北支点描」

...そしてすぐに隣の小房の扉を叩きに行ってしまった...   そしてすぐに隣の小房の扉を叩きに行ってしまったの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」

...一行は茶屋青柳(あをやぎ)に入つて藝者小房等を呼んで飲んだ...   一行は茶屋青柳に入つて藝者小房等を呼んで飲んだの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...「これは千之助の姉で小房(こふさ)と申す不束者(ふつつかもの)...   「これは千之助の姉で小房と申す不束者の読み方
山本周五郎 「おもかげ抄」

...娘小房が茶を立てて来た...   娘小房が茶を立てて来たの読み方
山本周五郎 「おもかげ抄」

...「思召のほど重々有難く存じまする、二三日御猶予を頂いたうえ、御返辞を申上げ度うござるが」「結構でござる、お待ち申しましょう」と云って振返り、「これ、小房、――茶をお立て直し申せ」「いや、最早充分でござる」「まあそう仰せられるな、粗菓でお口に合うまいがお摘まみ下されい、――さあ」菓子を進められて、――ふと手を出した孫次郎、菓子を摘まもうとしたが、何を思ったかそのまま俯向いて手を膝(ひざ)へ戻して了った...   「思召のほど重々有難く存じまする、二三日御猶予を頂いたうえ、御返辞を申上げ度うござるが」「結構でござる、お待ち申しましょう」と云って振返り、「これ、小房、――茶をお立て直し申せ」「いや、最早充分でござる」「まあそう仰せられるな、粗菓でお口に合うまいがお摘まみ下されい、――さあ」菓子を進められて、――ふと手を出した孫次郎、菓子を摘まもうとしたが、何を思ったかそのまま俯向いて手を膝へ戻して了ったの読み方
山本周五郎 「おもかげ抄」

...沖田源左衛門の娘小房であった...   沖田源左衛門の娘小房であったの読み方
山本周五郎 「おもかげ抄」

...「こなたは――小房どの」「いえ...   「こなたは――小房どの」「いえの読み方
山本周五郎 「おもかげ抄」

...「小房どの、――いや椙江と申すに及ばぬ、小房どの」「――はい」「今は何事も申上げぬ、旅の不自由御得心でござるか」「どこまでもお伴を致します」「では、――紀州へ参ろう」孫次郎は手紙を巻き納めて、「高野の霊場へ納めるものがござる、その供養を終ったら直ぐに浜松へ戻りましょうぞ」「あの、ここへ……?」「行って帰るまで多くかかっても二十日、帰ったら其許(そこもと)と改めて祝言だ」「まあ」小房は思わず頬を染めて、しかし双眸は燃えるように男の表情を覓めながら羞いの微笑をうかべるのだった...   「小房どの、――いや椙江と申すに及ばぬ、小房どの」「――はい」「今は何事も申上げぬ、旅の不自由御得心でござるか」「どこまでもお伴を致します」「では、――紀州へ参ろう」孫次郎は手紙を巻き納めて、「高野の霊場へ納めるものがござる、その供養を終ったら直ぐに浜松へ戻りましょうぞ」「あの、ここへ……?」「行って帰るまで多くかかっても二十日、帰ったら其許と改めて祝言だ」「まあ」小房は思わず頬を染めて、しかし双眸は燃えるように男の表情を覓めながら羞いの微笑をうかべるのだったの読み方
山本周五郎 「おもかげ抄」

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