...「小成」は熟語ではありません...
...小成の満足に非ずして...
石川啄木 「閑天地」
...また今にして早くそを知らむとする程小成の満足に齷齪(あくせく)たるものに非ざる也...
石川啄木 「閑天地」
...わが学生の小成に安んじて耐忍...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ただ旺盛な元気を何時でも持って小成に安んぜず...
大隈重信 「青年の新活動方面」
...小成に安んぜず奮闘一番せよが...
大隈重信 「青年の新活動方面」
...少し気の利(き)いた新会社でも興すともう自分は成功したかの如く思って小成に安んずる...
大隈重信 「青年の新活動方面」
...ドイツ語を小成したいと思ってる...
大杉栄 「獄中消息」
...小成に安んじたり...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...知識人の間に小成に安んじ現在に満足する気風がひろまり...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...小成に安んぜんとする恐れのある少壮学者への警告を含んでいたのである...
寺田寅彦 「工学博士末広恭二君」
...しかるにかのわが邦の人士は小成に安んじ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...議院政略の小成功とを見るのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...議院政略の小成功とを見るのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...一時の小成敗を争ひ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...今までの小成金気分の酔いから...
中里介山 「大菩薩峠」
...ところが誰でも少し油断すると小成(しょうせい)に安(やす)んじ...
新渡戸稲造 「自警録」
...然れども渠をして小成に安んぜしむるは吾人の本意にあらず...
八面樓(宮崎湖処子) 「泉鏡花作『外科室』」
...小成金(しょうなりきん)はその下に数えきれないほど出来た...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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