...小庵...
高浜虚子 「五百句」
...小庵(しょうあん)をむすんで上人(しょうにん)をひとり住まわせておかれましたところ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...今は希臘(ぐりーき)派の小庵...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...急にこれを近所の小庵に移したくらいであるから...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...三条西家の近隣に小庵を結び...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...しば/\往年の麗人常磐津式多津(ときはづしきたつ)(いまの俗曲西川たつ子)君と小庵へ芸談にやつて来るが...
正岡容 「落語家温泉録」
...「あれに一小庵(しょうあん)がございます」と指さす小姓を案内に...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜半に飯盛山下砂(すな)の結城左衛門の建てた小庵に着いた...
和辻哲郎 「鎖国」
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