...小序これは予が嘗(かつ)て三田文学誌上に掲載した「奉教人の死」と同じく...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...ひるの月み空にかゝり淡々し白き紙片(かみびら)うつろなる影のかなしきおぼつかなわが古きうたあらた代の光にけたれかげろふのうせなんとする昭和十三年三月清白しるす小序この廢墟にはもう祈祷も呪咀もない...
伊良子清白 「孔雀船」
...やはり部に從つて皆小序があつたと云はれ...
内藤湖南 「支那目録學」
...しかるに出口米吉君の近刊『日本生殖器崇拝略説』に『日本書紀通証』から孫引きされた『扶桑拾遺集』に、〈源順(みなもとのしたごう)、庚申待夜(たいや)、伊勢斎宮に侍りて、和歌を奉る、小序に曰く、掛麻久毛畏幾大神(かけまくもかしこきおおかみ)、怜礼登毛(あわれとも)、愛美幸賜天牟(めぐみさきわいたまいてん)〉とある由...
南方熊楠 「十二支考」
...小序子どもとそのお母さんたちとに...
柳田国男 「こども風土記」
...小鳥の巣(押韻小曲五十九章)小序...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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