...川の真ん中に小島がある、その中心が中州です...
...八丈小島は観光名所として知られている...
...日本列島は四大島と多数の小島から構成されています...
...十九 日本人上海紡績の小島氏の所へ...
芥川龍之介 「上海游記」
...小島政二郎氏は前に川柳の中の官能的描写を指摘した...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...小島(をじま)の群(むれ)と輝きぬ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...小島政二郎がさて歸らうといふところで...
小穴隆一 「二つの繪」
...小島町から右へ右へと進み...
谷崎潤一郎 「秘密」
...女秘書の小島がいる筈だったが...
豊島与志雄 「擬体」
...「安房の国、清澄の茂太郎は、幼い時に父母に別れ、土地の庄屋に引取られ、いろいろと憂き艱難、朝(あした)は山、夕べは磯、木を運んだり汐(しお)を汲んだり、まめまめしく働くうちに、庄屋のお嬢さんに可愛がられ、お嬢さんの頼みで、鋸山は保田山日本寺の、千二百羅漢様の、御首を盗んだばっかりで、お嬢さんと引分けられ、清澄山へと預けられ、そこで修行をするうちに、空を飛ぶ鳥や地に這(は)う虫、山に棲(す)む獣と仲良しになり、茂太郎が西といえば西、東と言えば東、前へと言えば前、後ろへと言えば後ろ、泣けといえば泣きもする、笑えといえば笑いもする、芳浜の小島に、生えている美竹(めだけ)を、笛にこしらえ吹き鳴らす、その笛の音を聞く時は、往(ゆ)く鳥は翼を納め、鳴く虫は音をしのび、荒い獣も首(こうべ)を低(た)れて、茂太郎の傍へと慕い寄る……真紅島田(しんくしまだ)の十八娘、茂太郎のために願かけて、可愛の可愛のこの美竹」誰いうとなく、こんな文句が流行(はや)り出したのは、それから暫くの後でありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...私はよく友人の井汲や小島と...
南部修太郎 「三作家に就ての感想」
...小島の主らが云々と壮語せしに比べて...
西田幾多郎 「愚禿親鸞」
...名古屋納屋町小島屋庄右衛門の身内に半田村の重吉という楫取(かじとり)がいた...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...太平洋のまん中にぽっかりと浮かんだ離れ小島だ...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...探検隊にとって幸運にも、ドン・ザルバ総督が古い海図を発見しており、過失島(かしつとう)、サンタナ島、散在小島、入り江や湾名など、極めて小さなものまで記されていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...伊豆七島(いずしちとう)における八丈島(はちじょうじま)の南にある小島青ヶ島の原産で...
牧野富太郎 「植物知識」
...それは小島成斎の九月二十二日の尺牘(せきどく)に拠つて言ふのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...又筆札を小島成斎に学んだ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...また後に莫逆(ばくぎゃく)の友となった小島成斎も...
森鴎外 「渋江抽斎」
...静かな」鬼小島弥太郎やそのほかの者に導かれて...
吉川英治 「上杉謙信」
...小島の小母さんの声がひそひそ聞え...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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