例文・使い方一覧でみる「小山のような」の意味
スポンサーリンク...小山のような彼の姿を朦朧（もうろう）といつまでも照していた... 
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...小山のような大きな五体を寝床にくねらして...
有島武郎 「或る女」
...少し沖の方に細長い小山のような波が出来て...
有島武郎 「溺れかけた兄妹」
...中にあの三間間口（げんまぐち）一杯の布袋（ほてい）が小山のような腹を据えて...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...あの青白い光の中に黒い小山のようなものが並んでしずかに動いているのが見えるだろう...
海野十三 「宇宙尖兵」
...小山のような氷山の前であった...
海野十三 「大空魔艦」
...小山のような芋虫の化物みたいなものが現れた...
海野十三 「地中魔」
...なかには小山のような大きな岩もあります...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...小山のような背中によじ登ろうと試みた...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...ちょっとした小山のような感じがする...
寺田寅彦 「柿の種」
...何をいうにも小山のような奴等が...
中里介山 「大菩薩峠」
...小山のような島があると見て漕ぎつけた場所は...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...小山のような男はどうしても好きになれない...
林芙美子 「淪落」
...小山のような背嚢（ルックザック）をゆすりあげてサッサと歩きだした...
久生十蘭 「キャラコさん」
...小山のような厖大なものが然とのしあがって来た...
久生十蘭 「地底獣国」
...小山のような大きな白象の曳物を出すというので...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...小山のようなタンクが...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...泰然と練りまわった小山のような巨象一頭...
山本笑月 「明治世相百話」
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