...彼にこの下宿を紹介したのは、小城だ...
梅崎春生 「幻化」
...戦後小城は、進歩的な学者として、名前を挙げた...
梅崎春生 「幻化」
...ぼくの女房だ」小城が家を建てるために...
梅崎春生 「幻化」
...また佐賀の小城のようかんは古くから赤道線を越えて...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...名物小城羊羮、頗る美人のおかみさんのゐる店があつて、羊羮よりもいゝさうな!三月十三日曇、晴れて風が強くなつた、行程六里、途中行乞、再び武雄町泊、竹屋といふ新宿(三〇・下)同宿は若い誓願寺さん、感情家らしかつた、法華宗にはふさはしいものがあつた...
種田山頭火 「行乞記」
...「こんなちッぽけな田舎の小城がなんだ...
山本周五郎 「思い違い物語」
...城も小城、町も山村...
吉川英治 「黒田如水」
...古びたままの小城とを享(う)けて...
吉川英治 「剣の四君子」
...小城ながら新野の城主と分って...
吉川英治 「三国志」
...「新野は小城であるし彼の軍隊は少数なので...
吉川英治 「三国志」
...また、あなたの烱眼(けいがん)をもって、この小城に、わずか七百の兵を擁し、織田家の二万五千の大軍に対し、最後まで守りきれるなどともお考えにはならないでしょう...
吉川英治 「新書太閤記」
...――北の砦(とりで)には、三好党が拠(よ)り、南の小城には、細川藤孝(ふじたか)が拠っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...むかし――といっても遠くもないわずか二十年足らずの清洲の小城から較べれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵城の中というものは、よほど胆(きも)がすわって来ないと、どんな小城でも、勝手のわからないものだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...小城一つと、あなどるなよ」こう抑えて、あとは料理次第と見る――家康の態度は、さながら百獣の王が、餌(え)ものの致命(ちめい)に爪を加えてから、一応、あたりの気配を、おっとりと、見まわすときの容子(ようす)にも似ている...
吉川英治 「新書太閤記」
...柳生は小城でも大和の一角に嶮と手兵を擁していた豪族だし...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...その小城を呑まんず勢いで大きな輪を描いている...
吉川英治 「茶漬三略」
...あの水中の小城以上...
吉川英治 「茶漬三略」
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