...小包みにでもして...
泉鏡花 「婦系図」
...小包みが届いた時...
夏目漱石 「三四郎」
...――母より小包み来る...
林芙美子 「新版 放浪記」
...唯(ただ)はいはいと小包みを抱へて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...膝(ひざ)へ乗せて置きし小包み意久地(いくぢ)もなく落ちて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...小包みを横に二タ足ばかりこの門をはなるるにも...
樋口一葉 「たけくらべ」
...膝へ乘せて置きし小包み意久地もなく落ちて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...小包みを横に二タ足ばかり此門をはなるるにも...
樋口一葉 「たけくらべ」
...小包みを手に持って見ただけで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...小包みは宝石としてかなり高価なものだと思う』グレイはこのメモを火にくべて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...あとはきみに小包みを渡して...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...帰校すると故国より小包みなり...
牧野信一 「サフランの花」
...私が行けないから小包みばかりがノロノロと道中して行くのかと思うと気がもめますね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...本当に小包みさえ早くつくならば...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この頃ずっと小包みは受付けない由...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...明日に隆治さんに小包みを送ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...閾のところに小さな一個の小包みを置いて行つた...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...小包みの紐には、母が腰紐に締めてゐたメリンスの古紐が使はれてゐた...
吉川英治 「折々の記」
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