...毒を持つた小剣を持つてゐるのは女王と労働者だけだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...上司小剣(せうけん)...
薄田泣菫 「茶話」
...上司(かみつかさ)小剣氏の時計8・15(夕)小説家の上司小剣氏は...
薄田泣菫 「茶話」
...上司小剣氏の作では...
田山録弥 「或新年の小説評」
...上司小剣(二)芸術院会員としての小説家上司小剣は...
野村胡堂 「胡堂百話」
...私はむしろ「辞退するほどのこともない」といった上司小剣の...
野村胡堂 「胡堂百話」
...――○――小剣氏の様に又...
宮本百合子 「雨滴」
...するすると音もなく小剣を抜いた...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...こやつも刺客の片割れです」東寿の小剣は伊兵衛の胸元を覘ったまま動かない...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...構えていた小剣を下した...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...中島健蔵氏の通俗小説と純文学の説論、阿部知二氏の純文学の普及化問題、深田久弥氏の純文学の拡大論、川端康成氏の文壇改革論、広津和郎氏、久米正雄氏、木村毅氏、上司小剣氏、大佛次郎氏、等の通俗小説の高級化説、岡田三郎氏の二元論、豊田三郎氏の俗化論、これらはすべて、私の見たところでは、純粋小説論であるが、それらの人々は、すべて実際的な見地に立って、それぞれの立場から、純粋小説を書くために起る共通した利益にならぬ苦痛を取り除く主張であると見えても、さし閊(つか)えはないのである...
「純粋小説論」
...この虚無僧には、少し縁引のある某(それがし)、義に依って助太刀するから、束になってかかって来い」「や、御曹子の新九郎だとッ」「その男なら、こっちから尋ねていたところ、事ついでに素ッ首を刎(は)ねてやるから覚悟をしろ」「何を」と、雄叫びを揚げるや否、右に大剣、左に小剣、バラバラと斬って廻った...
吉川英治 「剣難女難」
...小剣士と小剣士との礼儀をするのが...
吉川英治 「剣の四君子」
...みな小剣を腰に佩(は)き...
吉川英治 「三国志」
...もし君の言に少しの嘘でもあったら、吾輩(わがはい)の立場はどうなると思う?」「ごもっともです」いったかと思うと、周魴はやにわに、小剣を抜いて、自分の髻(もとどり)をぶつりと切り落し、曹休の前にさし置いたまま、嗚咽(おえつ)を嚥(の)んでうつ向いた...
吉川英治 「三国志」
...一学の左の手にあった小剣は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...右手に持ちかえていた小剣を...
吉川英治 「宮本武蔵」
...小剣は、反(そ)れて彼方の木の根に突き立った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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