...各々小具足を着けて真似事などをした...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...私も小具足でその席に列し...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...隊士二は小具足の上に白革の陣羽織を着て...
三好十郎 「斬られの仙太」
...小具足姿...
三好十郎 「斬られの仙太」
...小具足で身を固め...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...いかにも脱走して行く兵らしく泥や汗や血に汚れきった小具足姿のまま...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...――御貴殿の組下に小具足取りの手利きがいましたな」「鈴木伝右衛門(すずきでんえもん)と申す...
山本周五郎 「松林蝙也」
...小具足(捕手術)の鈴木伝右衛門が来たから...
山本周五郎 「松林蝙也」
...それなら聞いたことがあった」「こちらの小具足を...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...みな小具足(こぐそく)の旅姿だった...
吉川英治 「私本太平記」
...小具足(こぐそく)や...
吉川英治 「神州天馬侠」
...一ようの陣笠(じんがさ)小具足(こぐそく)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...はなやかな小具足(こぐそく)をつけた可児才蔵(かにさいぞう)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...小具足(こぐそく)をまとった武士(ぶし)である...
吉川英治 「神州天馬侠」
...下(しも)は小具足(こぐそく)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...半刻(はんとき)の余も、泳いでは河原に上がって、太陽に肌を焦(や)き、また、川へ躍り入っては、河童(かっぱ)のように、存分水と戯(たわむ)れていた信長は、「帰ろう」云い出すと、仮屋のなかへ駈け込んで、白の水着腹巻を捨て、肌のしずくを拭くがはやいか、すぐ下着、狩衣(かりぎぬ)を着込み、小具足つけて、「駒を、駒を」と、その気短な吩咐(いいつけ)は、彼の側を追いまわすように従(つ)いて歩いている近習たちに、いつも泡を吹かせるのだった...
吉川英治 「新書太閤記」
...小具足を纒(まと)った武者たちが...
吉川英治 「親鸞」
...小具足(こぐそく)でも着けて来たものだろう」「何せい...
吉川英治 「宮本武蔵」
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