...「小兵でも大将になる日がある」...
...「小兵だからといって過小評価しないでほしい」...
...「小兵の頃から野球に打ち込み、今やプロ選手になった」...
...「小兵であっても、仕事に熱心であれば評価は上がる」...
...「小兵の立場であっても、自分の力をしっかりと発揮しよう」...
...小兵といふ条、十二束三伏、弓はつよし、鏑は浦響くほどに長鳴して、過たず扇の要ぎは一寸ばかり置いて、ひいふつとぞ射切つたる...
太宰治 「右大臣実朝」
...小兵な体躯(からだ)なので...
コナン・ドイル 新青年編輯局訳 「臨時急行列車の紛失」
...だが、小兵衛...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...小兵衛は自分の心が手にとるように師の背中に映っているのだと思うと...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...着物を着ていたんでは小兵(こひょう)の米友の肉の締りかげんはわからないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...その駕籠傍(わき)についていた小兵の梯子乗りが知っているだろうとのことです...
中里介山 「大菩薩峠」
...真黒くなって早くも右の小兵(こひょう)の長刀の男を取囲んでしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...女房の気鬱(きうつ)が治った小梅の百姓小兵衛...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小兵の私には正規の剣では恰も槍のやうに持ち扱つてしまつて...
牧野信一 「武者窓日記」
...それは「覺譽泰了(たいれう)居士、明和六年己丑(きちう)七月、遠州舞坂人、江間小兵衞三男、俗名利右衞門、九代目五郎作實祖父、葬于淺草光照院(あさくさくわうせうゐんにはうむる)」と、「四日」の下に記してある泰了である...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...――橋を下ろせ! ばかっ」すると、城壁の上に、小兵な男が、ひょッこり現れた...
吉川英治 「三国志」
...小兵(こひょう)ではあるが着飾らない程に身なりも整っておるし...
吉川英治 「新書太閤記」
...前野小兵衛(まえのこへえ)を副将とし...
吉川英治 「新書太閤記」
...小兵衛は、多年、炭薪を山出しして、北陸の諸都市へ販売している職業がら、山岳地の間道や、諸道の地理にあかるいというので、特に、道案内者として、成政が、その中軍に連れて来た者だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...「小兵衛、このたびは、道案内の役目、大儀だのう」「どう仕(つかまつ)りまして...
吉川英治 「新書太閤記」
...小兵衛の答える声がする...
吉川英治 「新書太閤記」
...アハハハ」小兵衛はひとり...
吉川英治 「新書太閤記」
...自身、小兵衛に会い、かれの心情と、佐々の道案内に立った仔細など、つぶさに聞き取った...
吉川英治 「新書太閤記」
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