例文・使い方一覧でみる「小僧さん」の意味


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...小僧さん...   小僧さんの読み方
薄田泣菫 「艸木虫魚」

...よく数学を教えてやった小僧さんがお経を読むこととなった...   よく数学を教えてやった小僧さんがお経を読むこととなったの読み方
田山花袋 「田舎教師」

...案内の小僧さんが建築の各部分の什物(じゅうもつ)の品々の来歴などを一々説明してくれる...   案内の小僧さんが建築の各部分の什物の品々の来歴などを一々説明してくれるの読み方
寺田寅彦 「案内者」

...この小僧さんの「真心」は相当正直に買っていいかも知れない...   この小僧さんの「真心」は相当正直に買っていいかも知れないの読み方
戸坂潤 「社会時評」

...「小僧さん、」と彼は言った、「どうかしたのかい...   「小僧さん、」と彼は言った、「どうかしたのかいの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...大阪の小僧さんには随分いる...   大阪の小僧さんには随分いるの読み方
直木三十五 「大阪を歩く」

...小僧さんや、あの山はありゃ何という山だい」「あれか、あれは土地では燧台(のろしば)と言っているが、昔はお城があったところ、今はお化(ば)けと狼が住んでいるんだ」「お化けと狼が?」「あの裏山へ廻ればお化けと狼がいるという話だけれど、こっちの方を通ればそんなものは出て来やしない」「けれども、あっちを通れば徳間の方へは近いのだろう」「近いには近いけれど、なにも、わざわざお化けや狼に食われに行かなくてもよかろう」「そうお前のように、いちいち理窟攻めにされてはたまらない、ただ聞いてみただけのことだよ」「だから親切に教えて上げるんだよ、燧台(のろしば)の後ろへは土地の人だって行きゃしない」「そうして小僧さん、お前はお化けや狼の出るという山の傍で、鮪(まぐろ)や鯨より大きな金目(かねめ)のものを持っていて、それで怖(こわ)くはないのかい」「ナニ、怖いことがあるものか、悪いことをしていなけりゃ怖いことはねえ」「それでもお前、その袋にいっぱい入っている黄金(きん)の塊(かたまり)を盗まれたらどうする」「ははは」「泥棒が、お前の後ろから不意に出て来て、その黄金の塊をよこせと言ったらどうする」「ははは、よこせと言ったら遣(や)っちまうよ、この袋の中にある黄金なんぞは、いくらのものでもありゃしない」「でもお前、大金だろう」「ナーニ、これっぽっち...   小僧さんや、あの山はありゃ何という山だい」「あれか、あれは土地では燧台と言っているが、昔はお城があったところ、今はお化けと狼が住んでいるんだ」「お化けと狼が?」「あの裏山へ廻ればお化けと狼がいるという話だけれど、こっちの方を通ればそんなものは出て来やしない」「けれども、あっちを通れば徳間の方へは近いのだろう」「近いには近いけれど、なにも、わざわざお化けや狼に食われに行かなくてもよかろう」「そうお前のように、いちいち理窟攻めにされてはたまらない、ただ聞いてみただけのことだよ」「だから親切に教えて上げるんだよ、燧台の後ろへは土地の人だって行きゃしない」「そうして小僧さん、お前はお化けや狼の出るという山の傍で、鮪や鯨より大きな金目のものを持っていて、それで怖くはないのかい」「ナニ、怖いことがあるものか、悪いことをしていなけりゃ怖いことはねえ」「それでもお前、その袋にいっぱい入っている黄金の塊を盗まれたらどうする」「ははは」「泥棒が、お前の後ろから不意に出て来て、その黄金の塊をよこせと言ったらどうする」「ははは、よこせと言ったら遣っちまうよ、この袋の中にある黄金なんぞは、いくらのものでもありゃしない」「でもお前、大金だろう」「ナーニ、これっぽっちの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...橋の袂(たもと)でどこかの小僧さんが待っていて...   橋の袂でどこかの小僧さんが待っていての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...「けさ死骸を見付けた小僧さんを呼んで貰いたいが――」「ヘエ――」番頭の彦太郎が店の方へ行くと...   「けさ死骸を見付けた小僧さんを呼んで貰いたいが――」「ヘエ――」番頭の彦太郎が店の方へ行くとの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...「小僧さんか...   「小僧さんかの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...その佐吉とかいふ小僧さんに逢つて見よう...   その佐吉とかいふ小僧さんに逢つて見ようの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...あのハーモニカを吹いてる按摩の小僧さんが...   あのハーモニカを吹いてる按摩の小僧さんがの読み方
野村胡堂 「焔の中に歌う」

...裸の小僧さんが棒のさきへ何かつけて吹くと...   裸の小僧さんが棒のさきへ何かつけて吹くとの読み方
長谷川時雨 「チンコッきり」

...栗饅頭とを小僧さんがお茶と一緒に持って来てくれた...   栗饅頭とを小僧さんがお茶と一緒に持って来てくれたの読み方
葉山嘉樹 「海に生くる人々」

...小僧さん達着る物のほころびでも切れたなら私の家へ持つてお出...   小僧さん達着る物のほころびでも切れたなら私の家へ持つてお出の読み方
樋口一葉 「わかれ道」

...さて配するにこの寺の養子であるいたづら盛りの小僧さんを以てして情景を浮び上らせてゐるわけだ...   さて配するにこの寺の養子であるいたづら盛りの小僧さんを以てして情景を浮び上らせてゐるわけだの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...十五日のせいか小僧さんの顔も見える...   十五日のせいか小僧さんの顔も見えるの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...窓のさくらはきれいだがわき見はならぬとんてんかんなにがおもてを通らうがよそ見はならぬとんてんかんくにのかあさん思ひ出し淋しくなつてもとんてんかん鍛冶屋の小僧さんほそ腕に力をこめてとんてんかん...   窓のさくらはきれいだがわき見はならぬとんてんかんなにがおもてを通らうがよそ見はならぬとんてんかんくにのかあさん思ひ出し淋しくなつてもとんてんかん鍛冶屋の小僧さんほそ腕に力をこめてとんてんかんの読み方
水谷まさる 「歌時計」

「小僧さん」の書き方・書き順

いろんなフォントで「小僧さん」


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