...次に小仏を下りて見かけた足の早い男...
中里介山 「大菩薩峠」
...行手に見える小仏の峠へ出るには...
中里介山 「大菩薩峠」
...ははあ、小仏へ出るには、あちらの道を通るのがよかったのだな、と気がついたけれども、もう引返す道さえわかりません...
中里介山 「大菩薩峠」
...その提灯を携えて小仏山から下りて...
中里介山 「大菩薩峠」
...八小仏から陣馬を通って...
中里介山 「大菩薩峠」
...本来、ここは変則の道であることは前にもいった通り、小名路(こなじ)の宿から本式に駒木野の関所を通って、小仏峠から小原、与瀬へとかかって上野原へ行くのが順なのを、五十町峠からこの道を取るのは、厳密にいえば関所破りにはなるが、習慣の許すところにおいては、変通の道があって、濫用(らんよう)されない限りは見ぬふりのお目こぼしがあると聞く...
中里介山 「大菩薩峠」
...再び小仏から摺差へ戻らねばならない羽目(はめ)になりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...小仏(こぼとけ)の峠もほどなく越ゆれば...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...すなわち小仏峠(こぼとけとうげ)を中心とした武相甲の多くの村には...
柳田国男 「山の人生」
...小仏(こぼとけ)越えの道程(みちのり)を聞いておりました...
吉川英治 「江戸三国志」
...あなたは私を睨みますか」小仏の夜路もこわいとは思わないお蝶が...
吉川英治 「江戸三国志」
...この小仏を帳場にしている悪玉ぞろいの人足だ...
吉川英治 「江戸三国志」
...小仏の峰を裂いて西へ落ちる星影川の渓流に沿うて...
吉川英治 「江戸三国志」
...こいつを引きずってあるくわけには行くまい」「この小仏をあとへ戻れば駒木野(こまぎの)の御番所がありますから...
吉川英治 「江戸三国志」
...小仏から甲府に至るまでの宿場宿場――上野原...
吉川英治 「江戸三国志」
...小仏以後の忍苦をそそぐことができる...
吉川英治 「江戸三国志」
...万太郎は小仏の甘酒茶屋へ使いを立てたものとみえます...
吉川英治 「江戸三国志」
...小仏の谷間でなんと言った...
吉川英治 「江戸三国志」
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