例文・使い方一覧でみる「小まめに」の意味

...お住もはた目には不相変小まめに留守居役を勤めてゐた... お住もはた目には不相変小まめに留守居役を勤めてゐたの読み方
芥川龍之介「一塊の土」

...実にチヨコチヨコと小まめによく働いた... 実にチヨコチヨコと小まめによく働いたの読み方
伊丹万作「私の活動写真傍観史」

...この場合のように何くれとなく小まめに手伝っているのを見て... この場合のように何くれとなく小まめに手伝っているのを見ての読み方
高見順「如何なる星の下に」

...くるくると小まめに立ち働いていました... くるくると小まめに立ち働いていましたの読み方
太宰治「誰も知らぬ」

...その間を抜けてああ云う風に小まめに奔走すると云うのは... その間を抜けてああ云う風に小まめに奔走すると云うのはの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...あの通り中々重宝な男で小まめに用足しをしてくれるから... あの通り中々重宝な男で小まめに用足しをしてくれるからの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...小まめに立ったりすわったりして料理をはこんでいた... 小まめに立ったりすわったりして料理をはこんでいたの読み方
壺井栄「二十四の瞳」

...見かけに似合わず小まめに仕事をする... 見かけに似合わず小まめに仕事をするの読み方
寺田寅彦「映画雑感（３［＃「３」はローマ数字、1-13-23］）」

...一日小まめに体を動かしづめでいる老爺（おじい）さんとが... 一日小まめに体を動かしづめでいる老爺さんとがの読み方
徳田秋声「あらくれ」

...よく小まめに働くことだ――「地主ノ当主ガドウラク者デ或時... よく小まめに働くことだ――「地主ノ当主ガドウラク者デ或時の読み方
中里介山「大菩薩峠」

...小まめに立働くところが感心だ... 小まめに立働くところが感心だの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...お絹が台所で何かと小まめに働いているらしい... お絹が台所で何かと小まめに働いているらしいの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...小園さんは浦賀のお婆さん（園）よりもつと年とつたお婆さん（Ｆの未亡人）に云ひつけられて小まめに動いた... 小園さんは浦賀のお婆さんよりもつと年とつたお婆さんに云ひつけられて小まめに動いたの読み方
牧野信一「淡雪」

...私たちの気質は一日をせかせかと小さく区切って小まめにあれやったり...
宮本百合子「獄中への手紙」

...小まめに下（しも）の童女さえしかねるような用にも走り歩いて... 小まめに下の童女さえしかねるような用にも走り歩いての読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...小まめに栄二の手助けをした... 小まめに栄二の手助けをしたの読み方
山本周五郎「さぶ」

...小まめに歩いているので... 小まめに歩いているのでの読み方
吉川英治「雲霧閻魔帳」

...何もかも小まめに働いて尽してくれた... 何もかも小まめに働いて尽してくれたの読み方
吉川英治「新書太閤記」

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