...怪物の足が小またをすくいあげた...
海野十三 「海底大陸」
...大またの人、小またの人、よたよたとあるく人、しゃんしゃんとあるく人、前のめりの人、そっている人、みなわかる...
高村光太郎 「山の雪」
...雪の中では小またにこまかくあるく方がくたびれないといわれている...
高村光太郎 「山の雪」
...ジャヴェルは足をも縛られていてごく小またにしか歩けなかったので...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...小またの切れ上った女の人が余念なく自分の方を見ていたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...折助は暗いところでまあちゃんと戯れ夜鷹(よたか)を買い緡(さし)を折り鼻を落し小またを掬(すく)い狎(な)れ合い時としてはデモ倉となり時としてはプロ亀となりまった...
中里介山 「大菩薩峠」
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