例文・使い方一覧でみる「小づくり」の意味
スポンサーリンク...丁度小づくりのがついて來た... 
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...この小づくりな女を引かせることができるなら引かせて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...壮（わか）い漁師は小づくりな眼に黒味の多い細君（さいくん）の顔を眼前（めのまえ）に浮べながら歩いた...
田中貢太郎 「海嘯のあと」
...こうした背の低い小づくりな弱々しそうな人だとは夢にも思いがけなかった...
田山花袋 「田舎教師」
...小づくりの撫肩にて...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...」その時同じく潰島田（つぶし）に結（ゆ）った小づくりの年は二十二...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...いささか小づくりにしたように...
野村胡堂 「胡堂百話」
...小づくりでよく肥つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ロング・ウッドの正面の入口から赤いカラーとカフスのついた緑色の上着を着てカシミヤ織の白いズボンを穿いた小づくりの人が片手を後へまわして悠然と出て来た...
久生十蘭 「フランス伯Ｎ・Ｂ」
...しかし日本左衛門にしては少し小づくりな骨格がどうも不審にたえません...
吉川英治 「江戸三国志」
...黒革胴を着込んだ背の小づくりな――そして兎唇（みつくち）の見るからに風采のあがらない武士が出て来た...
吉川英治 「大谷刑部」
...小づくりな日本人には...
吉川英治 「折々の記」
...正行は母に似て小づくりだった...
吉川英治 「私本太平記」
...色の生ッ白い小づくりなにやけ男...
吉川英治 「新・水滸伝」
...色の黒い小づくりな首カセの囚人（めしゅうど）を...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あの小づくりな上に...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...小づくりで俗にいう抜けるほど色の白いひとだった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...まだ三十がらみの小づくりで温容な人だった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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