...物に怖(おび)えた様にキヨロ/\してゐる尋常科の新入生を...
石川啄木 「足跡」
...今度尋常科の三年に進んだ校長の長男が...
石川啄木 「足跡」
...一体自分は尋常科二年受持の代用教員で...
石川啄木 「雲は天才である」
...一體自分は尋常科二年受持の代用教員で...
石川啄木 「雲は天才である」
...其処の村校の尋常科を最優等で卒業した十歳の春...
石川啄木 「葬列」
...其處の村校の尋常科を最優等で卒業した十歳の春...
石川啄木 「葬列」
...そら、まだお互に郷里(くに)に居て、尋常科の時分だ...
石川啄木 「漂泊」
...お定は小学校も尋常科だけ卒へて...
石川啄木 「天鵞絨」
...お定は小学校も尋常科だけ卒へて...
石川啄木 「天鵞絨」
...村の子供の多くは穂高小学校の尋常科を終るとそのままそこの高等科に残り...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...貧家の子弟は尋常科も中途で廃業せしめられ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...尋常科を卒業すると...
土田耕平 「時男さんのこと」
...まして女の子に至っては尋常科四年生を卒業すれば充分だと云われたものであるが...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...尋常科を卒業したゞけで...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...しかもその頃の尋常科は四年まででした...
槇本楠郎 「先生と生徒」
...そのあとで尋常科五年の長男は...
村山俊太郎 「子どもの世界」
...又、尋常科三四年頃、小国民とか、少年園とかいう雑誌があった...
夢野久作 「涙香・ポー・それから」
...尋常科の補習部にゐた)縣廳所在地の宮崎町の高等小學に轉じた...
若山牧水 「古い村」
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