...だが虎膏は皮より一層むつかしい尋ね物だ...
南方熊楠 「十二支考」
...尋ね物と来た時に...
吉川英治 「江戸三国志」
...ろくな力にもならない癖に、江戸の人間の悪い性分で……どうも聞かずにいられない」「では親方、ほかの者には、内緒にしておいて下さいまし」「だれが、他人(ひと)になんぞ話すもんか」「実は少し、尋ね物があって、殿様からお暇を戴いて来た体でございます」「それ見ねえ、おれの眼は、やっぱり違っていなかったのだ...
吉川英治 「醤油仏」
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