...尊敬の念を示すためには、相手に対して尊意を払うことが大切だ...
...彼は自分を尊重して欲しくて、相手に対して尊意を求めることが多い...
...上司からの指示に対して、私たちは尊意を持って対応するように心がけている...
...大切な取引相手に対して、ビジネスマンは尊意をもって接することが必要だ...
...○法性坊尊意(そんい)叡山(えいざん)に在し時 菅神の幽(いうれい)来り我冤謫(むしつのながされ)の夙(ふるきうらみ)を償(むくはん)とす...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...尊意曰、卒土(そつと)は皆王民なり、我もし皇(みかど)の詔(みことのり)をうけ玉はらば避(さく)るに所なし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...延暦寺(えんりゃくじ)第十三世の座主(ざす)法性房(ほっしょうぼう)尊意(そんい)が四明が嶽の頂に於いて三密(さんみつ)の観想を凝(こ)らしている時であった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...尊意は胸騒ぎを隠しながら...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...そこで尊意は、おん歎きの次第は御尤もであるけれども、古(いにし)えより賢人が小人のために禍を蒙った例は珍しからず、貴下御一人に限った運命ではないのであるし、凡(およ)そ世の中は無道なものなのであるから、左様にお恨みなさるのは浅ましゅう存ずる、どうかそのようなお考は思い止って戴きたい、だが、そう云っても貴下と愚僧とは年来のよしみも深いことなので、折角のお頼みとあるなら、たとい眼(まなこ)を抜かれてもお言葉に従って、宣旨(せんじ)を御請けしないことに致しましょう、但し天下は皆王土であり、愚僧も王民の一人である上は、もしお召しの宣旨が数度に及んだら、二度まではお断り申上げるけれども、三度目にはお請けしなければなりますまい、と、そう答えると、丞相の霊が忽(たちま)ち顔色を変じて凄(すさま)じい形相(ぎょうそう)になった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...尊意が、咽喉(のど)が渇(かわ)いておいでゞしょうと云って柘榴(ざくろ)をすゝめたのを、丞相は取って口に啣(ふく)んでひしひしと噛(か)み砕き、妻戸のふちに吐きかけたかと思うと、見る/\一条の火焔となって燃え上ったが、尊意が灑水(しゃすい)の印(いん)を結ぶと、たちどころにその火が消えた...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...その時尊意の乗った車が鴨川の浜にさしかゝると...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...それは尊意の読経(どきょう)の声であったと云う...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...しかし尊意の法力も度重なっては効を奏さなかったのか...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...尊意も敬意も消し飛んだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...不レ知娘子尊意允否...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...ねがわくば足下に託し、足下の寛大に仰ぎたいが、尊意如何)と、あった...
吉川英治 「新書太閤記」
...尊意は如何となすか)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...尊意をお伺いにまいりました...
吉川英治 「新・水滸伝」
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吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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