...他人が見て奇蹟呼ばはりするものも尊兄にはふだんの事だ...
室生犀星 「聖三稜玻璃」
...尊兄の愉樂はもはや官能や感覺上の遊技ではない...
室生犀星 「聖三稜玻璃」
...」は底本では「擴がつてゐる」]尊兄は曾て昆蟲に眼をあたへてからもう久しくなつた...
室生犀星 「聖三稜玻璃」
...尊兄は怪しき金屬の内部にある最も緻密な幽暗な光と相對してゐる...
室生犀星 「聖三稜玻璃」
...尊兄は癲癇三角形の上に登つてゐる...
室生犀星 「聖三稜玻璃」
...尊兄は自然人間に對して充分に嚴格なまなこを持つてゐる...
室生犀星 「聖三稜玻璃」
...しかし私には言へないことを尊兄は言つてゐる...
室生犀星 「聖三稜玻璃」
...他人が見て奇蹟呼ばわりするものも尊兄にはふだんの事だ...
室生犀星 「聖ぷりずみすとに与う」
...尊兄は自然人間に対して充分に厳格なまなこを持っている...
室生犀星 「聖ぷりずみすとに与う」
...そのとき尊兄に憂鬱が腐れかかっている...
室生犀星 「聖ぷりずみすとに与う」
...尊兄を不快におもった...
室生犀星 「聖ぷりずみすとに与う」
...私には見えないものを尊兄は見ている...
室生犀星 「聖ぷりずみすとに与う」
...私の所持しないものを尊兄はもっている...
室生犀星 「聖ぷりずみすとに与う」
...尊兄のお蔭で助かった」と...
吉川英治 「三国志」
...尊兄が不賛成だったろう...
吉川英治 「三国志」
...尊兄もわしの言葉を信じ...
吉川英治 「三国志」
...どうも尊兄は、智謀を弄(ろう)すので、交際(つきあ)いにくいよ」「ははは...
吉川英治 「三国志」
...(尊兄の大成を祈る)と...
吉川英治 「松のや露八」
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