...その人を自分の師として尊む心持ちが出て来る...
丘浅次郎 「落第と退校」
...右に記(しる)しぬるは先祖を尊むと...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...諸君の会議は本当に立派な偉大な神聖なおごそかな尊むべきものとなったであろう...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...あるいは恥ずべきしかし尊むべき囚人となるか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...尊むべき彼女はしばらく病舎の薬局にはいって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ついには歳月のために尊むべき蓬髪(ほうはつ)を頭のまわりに生ずるのが普通である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...尊むべき雄々しいその顔...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...尊むべき闇(やみ)をにわかに漠然(ばくぜん)と照らし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかし壮烈さを含む間はその誤謬も尊むべきである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...われわれは若き娘と花とを尊むがゆえに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...彼は最も尊むべき子供となっていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ギリシャ古典の芸術を尊むがために...
永井荷風 「里の今昔」
...それに打ち込む労作を尊む...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...強(あなが)ち人丸赤人の餘唾(よだ)を舐(ねぶ)るでも無く固(もと)より貫之定家の糟粕(さうはく)をしやぶるでも無く自己の本量(ママ)屹然として山嶽と高きを爭ひ日月と光を競ふ處實に畏るべく尊むべく覺えず膝を屈するの思ひ有之候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...定家(ていか)の糟粕(そうはく)をしゃぶるでもなく自己の本領屹然(きつぜん)として山岳と高きを争い日月と光を競うところ実に畏(おそ)るべく尊むべく覚えず膝(ひざ)を屈するの思い有之(これあり)候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...天主教は唯一上帝を尊むとは口先ばかりで...
南方熊楠 「十二支考」
...それに依(よ)って後世に福神といいて尊むはこの謂(いわ)れなりと云々...
南方熊楠 「十二支考」
...尊むに堪えたる神母(しんぼ)よ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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