...今何事の起りしや? 450われの尊む姑の聲今聞ゆ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...諸君の会議は本当に立派な偉大な神聖なおごそかな尊むべきものとなったであろう...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...彼女は尊むべき人々とそうでない人々との間に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...尊むべき司教をながめた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あるいは恥ずべきしかし尊むべき囚人となるか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...痛ましくも尊むべきある光燿(こうよう)がある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ついには歳月のために尊むべき蓬髪(ほうはつ)を頭のまわりに生ずるのが普通である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...尊むべき雄々しいその顔...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...すべて皆尊むべきではないか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...われわれは若き娘と花とを尊むがゆえに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その尊むべき手に脣をあてた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...尊むべき幻覚ではあるが...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ギリシャ古典の芸術を尊むがために...
永井荷風 「里の今昔」
...愚癡の僧も末の世には仏の如く尊むことになっている...
中里介山 「法然行伝」
...北海道は義経を尊むから此幕へ笹龍桐の紋を染めぬひて持つて行くと云つて居りました...
楢崎龍、川田雪山 「千里駒後日譚」
...それに打ち込む労作を尊む...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...強(あなが)ち人丸赤人の餘唾(よだ)を舐(ねぶ)るでも無く固(もと)より貫之定家の糟粕(さうはく)をしやぶるでも無く自己の本量(ママ)屹然として山嶽と高きを爭ひ日月と光を競ふ處實に畏るべく尊むべく覺えず膝を屈するの思ひ有之候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...附記、其言を取らず主觀の情を卑みて、客觀の相を尊む...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
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