...忠實な專門の學者にもなれた人が多いのであらう...
會津八一 「大學とその總長」
...神經は專ら自意識の上にあつまり...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...毎日三度三度の食事は供へてくれますし、社會のやうに、あくせく働かないでも、生活の心配はなし、いささかも心が散らず、勉學に專心し、終日終夜、面壁靜坐默想に耽ることもできるし、こんな贅澤な生活は、外界では到底できません...
石川三四郎 「浪」
...その專門的な立場から...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...己れの功を專らにせむとして...
大町桂月 「國府臺」
...專修念佛(せんじゆねぶち)の行者(ぎやうじや)らが都入(みやこい)りする御講凪(おこうな)ぎ...
薄田淳介 「白羊宮」
...3.大臣は多數の有名な專門家を招致した...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...清國留學生のひとりもゐない仙臺醫學專門學校に入學するのでありますが...
太宰治 「「惜別」の意圖」
...また現在私は實行に關することがらではなくただ認識に關することがらに專心從事してゐるのであるから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...專門家でさへ容易には是非を論じがたいところだらうが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...自由黨が彼れの專制的手腕に左右せられて之れを奈何ともする能はざるの醜態あるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...つまり君主專制時代になると...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...自分も音樂を專門に研究する身の直に返書を認めて其の日の來るのを待つて居た...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...そんな事が――親分」專次はすつかりヘドモドして居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私の配偶(つれあひ)の專三郎の告白のせゐだと思ひ込んでゐる樣子ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その上各々の科學は次第に專門化してゆく傾向をもつてゐるとすれば...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...專念(せんねん)に道(みち)を求(もと)めて...
森鴎外 「寒山拾得」
...專制の政を行つたのである...
森鴎外 「古い手帳から」
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