...将軍様(せうぐんさま)の御手(おて)にとまつて...
竹久夢二 「コドモノスケッチ帖」
...将軍様であろうとも公卿(くげ)さまであろうとも...
中里介山 「大菩薩峠」
...将軍様にはそれが無い――と言って...
中里介山 「大菩薩峠」
...国主大名将軍様でさえも拝見のできない品とやらがございますならば...
中里介山 「大菩薩峠」
...将軍様の前へ飛出せるわけもなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...将軍様の命に関わろうという場合ですから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今までにもその術(て)で三人も腰元が死んでいるじゃないか」「…………」「その上、御当主は病気と言って、将軍家御目見も延ばしてあるそうだが、将軍様が一と目、佐野の殿様を御覧になったら、どんなことになると思う...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ソレも将軍様が喰(く)うならばマア宜(い)いとするが...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...あれあ慥かに将軍様の御落胤(らくいん)よ...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...将軍様はとうに死んでいるんだが...
吉川英治 「江戸三国志」
...村の将軍様――というくらい...
吉川英治 「江戸三国志」
...あの洞白(どうはく)の仮面(めん)がなければ尾州家として将軍様へ申し訳が立たないことになるのだそうです」「今年もやがて七夕能(たなばたのう)の時期に近いな」「で...
吉川英治 「江戸三国志」
...将軍様らしくない将軍家だった...
吉川英治 「大岡越前」
...二階で寝ながら将軍様のお城を眺めて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...阿波の怪しい様子を将軍様のお耳に入れて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...将軍様のお指図とまでなって?」「公儀で表沙汰となさるには...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...将軍様の御指南番じゃないか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――いくらわしにしがみついてももう間にあわぬ」「で、でも、まだ将軍様へ、鉄砲を向けたわけではありませんからどうか、助けてください...
吉川英治 「宮本武蔵」
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