...これを愛護しこれを専攻するの方法を設くるは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...新田先生の専攻するのは...
海野十三 「火星兵団」
...会場の前列に坐っていたチロリウム製造実験を専攻する教授連はいっせいに満面を朱のごとくにして両腕を頭よりも高く打ちふるわせながら立ち上った...
海野十三 「放送された遺言」
...17才のときに父親の見た夢により医学を専攻することになった...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...物理学を専攻する人間でも...
寺田寅彦 「随筆難」
...大学にはいって物理学を専攻する人はさらに深き第三段第四段の「理解」に進むべき手はずになっている...
寺田寅彦 「相対性原理側面観」
...学堂の如く大臣学を専攻するものありや否やありと雖も恐らくは極めて少し是れ学堂の漸く頭角を現はすに至れる所以なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...先生は大学で内科を専攻する学者...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...考古学を専攻することになったので...
中谷宇吉郎 「若き日の思い出」
...わが専攻する課目のほか...
夏目漱石 「作物の批評」
...其処(そこ)で英文学を専攻することにした...
「落第」
...こうだぜ――吾輩は美学を専攻するつもりだから天地間(てんちかん)の面白い出来事はなるべく写生しておいて将来の参考に供さなければならん...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...しかし私は英文学を専攻する...
夏目漱石 「私の個人主義」
...古生物学と地質学を専攻する数多い学者たちのうちで...
久生十蘭 「地底獣国」
...自己の長ずる一方に向つて専攻するの方針を取るもなほ多少の変化を知るを要す...
正岡子規 「俳諧大要」
...高等学校を卒業する間際まで私が心理学を専攻するものだと思っていた人さえあったくらいである...
三木清 「語られざる哲学」
...大学へ行ってから哲学を専攻する者は高等学校時代には論理と心理とをよく勉強しておかねばならぬと私どもの仲間で一般にいわれていたので...
三木清 「読書遍歴」
...第三に私の専攻する学問は宗教の領域に関するものです...
柳宗悦 「民藝四十年」
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