...進て大学理学部に入るに及んで桜井教授の薫陶を受け理論化学を専攻することとなりたるも応用化学に対する興味は依然として之を持続せり...
池田菊苗 「「味の素」発明の動機」
...これを愛護しこれを専攻するの方法を設くるは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...新田先生の専攻するのは...
海野十三 「火星兵団」
...会場の前列に坐っていたチロリウム製造実験を専攻する教授連はいっせいに満面を朱のごとくにして両腕を頭よりも高く打ちふるわせながら立ち上った...
海野十三 「放送された遺言」
...物理学を専攻する人間でも...
寺田寅彦 「随筆難」
...大学にはいって物理学を専攻する人はさらに深き第三段第四段の「理解」に進むべき手はずになっている...
寺田寅彦 「相対性原理側面観」
...学堂の如く大臣学を専攻するものありや否やありと雖も恐らくは極めて少し是れ学堂の漸く頭角を現はすに至れる所以なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...物理学などを専攻することになってしまった...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...先生は大学院で実験物理学を専攻することになっていたが...
中谷宇吉郎 「『団栗』のことなど」
...考古学を専攻することになったので...
中谷宇吉郎 「若き日の思い出」
...わが専攻する課目のほか...
夏目漱石 「作物の批評」
...しかし私は英文学を専攻する...
夏目漱石 「私の個人主義」
...古生物学と地質学を専攻する数多い学者たちのうちで...
久生十蘭 「地底獣国」
...自己の長ずる一方に向つて専攻するの方針を取るもなほ多少の変化を知るを要す...
正岡子規 「俳諧大要」
...高等学校を卒業する間際まで私が心理学を専攻するものだと思っていた人さえあったくらいである...
三木清 「語られざる哲学」
...大学へ行ってから哲学を専攻する者は高等学校時代には論理と心理とをよく勉強しておかねばならぬと私どもの仲間で一般にいわれていたので...
三木清 「読書遍歴」
...哲学を専攻する者は何でも原書で読む稽古をしておかねばならぬとまた私どもの仲間でいっていたが...
三木清 「読書遍歴」
...第三に私の専攻する学問は宗教の領域に関するものです...
柳宗悦 「民藝四十年」
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