...人々はいざ封じるという時の用意に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...遂いお話を聞いていたのです」「まゆみの芸を封じる約束をしたという事は誰から聞いたのか?」竹村はちょっと返事に詰ってうつむいた...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」
...何とか夢を封じる法はないでしょうか...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「むかでの跫音」
...馭者の口を封じるために...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...封じる事を厳しくすればするほど...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...私はそれを封じる時...
夏目漱石 「こころ」
...歯を維持する器具について述べるのもここでよかろう――歯冠を被せ、金で封じる...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...その噂の種を封じるつもりで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んにも知らんよ」岸井重三郎は先を潜(くゞ)つて平次の問ひを封じるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...木箱を封じるとは妙だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...金網に封じることを恐れた...
室生犀星 「天狗」
...6850それを硝子瓶(びん)に入れて封じる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...事情はそのことを封じるではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...春は来るとも李華は永(とこし)えにその蕾(つぼみ)を封じるようである...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...春は来るとも李華は永(とこし)えにその蕾(つぼみ)を封じるようである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...玄徳を荊州の太守に封じるのが何よりと思いますが」「…………」孫権はおもしろくない顔をした...
吉川英治 「三国志」
...足下を鎮南将軍に封じるであろう」なお...
吉川英治 「三国志」
...妻へ宛てた文の目を封じる手さえわなわなさせ...
吉川英治 「新書太閤記」
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