...封じる事を厳しくすればするほど...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...之に対する反対を封じる意味でしか...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...相手に怪我をさせてまでその戦闘力を封じる手段にも出で難く...
中里介山 「大菩薩峠」
...岩や灌木を厚く封じる苔と羊歯...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...私はそれを封じる時...
夏目漱石 「こころ」
...歯を維持する器具について述べるのもここでよかろう――歯冠を被せ、金で封じる...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...口を封じる隙もなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...口を封じる隙(すき)もなく...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何んにも知らんよ」岸井重三郎は先を潜(くゞ)つて平次の問ひを封じるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その言ひ遁(のが)れを封じるやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...木箱を封じるとは妙だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...6850それを硝子瓶(びん)に入れて封じる...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...その与えられた恵みを封じるのは愚かである...
柳宗悦 「工藝の道」
...事情はそのことを封じるではないか...
柳宗悦 「工藝の道」
...個人道もまたそれを封じる...
柳宗悦 「工藝の道」
...玄徳を荊州の太守に封じるのが何よりと思いますが」「…………」孫権はおもしろくない顔をした...
吉川英治 「三国志」
...足下を鎮南将軍に封じるであろう」なお...
吉川英治 「三国志」
...酒の虫を封じるため...
吉川英治 「新・水滸伝」
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